パナソニック、Sandy Bridgeに刷新した「TOUGHBOOK 31/19」

CF-31

8月26日より順次発売

価格:オープンプライス



 パナソニックは、堅牢ノートPC「TOUGHBOOK」シリーズの「CF-31」および「CF-19」の新モデルを8月26日より順次発売する。価格はオープンプライス。

 新モデルは第2世代Coreプロセッサー・ファミリー(Sandy Bridge)を搭載。特に10.1型のCF-19は、従来モデルが超低電圧版だったため、通常電圧版のCore i5-2520M vPro(2.50GHz)を採用した新モデルは大幅に性能向上した。このほか、メモリ容量は従来の2倍となる標準4GB(最大8GB)、HDD容量も2倍の320GBになった。

 使用環境の温度条件は、従来の5℃~35℃から、-10℃~50℃に強化された。堅牢性は従来通りIP65準拠。

 13.1型のCF-31は8月26日発売。直販価格は453,180円。

 スペック面の強化のほか、プラットフォームの刷新によりバッテリ駆動時間が約14時間に向上(前モデルは約12時間)。さらに、ディスプレイ輝度も最大1,200cd/平方mに向上した。

 主な仕様は、Core i5-2520M vPro、メモリ4GB、HDD 320GB、Intel QM67 Expressチップセット、1,024×768ドット(XGA)表示対応13.1型液晶、Windows 7 Professional(SP1)を搭載。

 インターフェイスはUSB 2.0×4、Gigabit Ethernet、IEEE 802.11a/b/g/n無線LAN、ワイヤレスWAN(FOMA)、Bluetooth 2.1+EDR、HDMI出力、ミニD-Sub15ピン、ExpressCardスロット、Type2 PCカードスロット、SDカードスロット、シリアルポートなどを備える。

 本体サイズは302×292×73.5mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約3.72kg。

CF-19

 10.1型コンバーチブルのCF-19は9月20日発売。直販価格は324,760円から。無線LAN無し、無線LAN有り、無線LAN+ワイヤレスWAN(FOMA)有りの3モデルが用意される。

 ディスプレイを従来の高輝度タイプ(1,000cd/平方m)から、半透過型に変更。LEDバックライトの輝度は最大500cd/平方mで、太陽光の反射を利用すると快晴時には6,500cd/平方m相当(太陽の約20万ルクスでの値)になる。また、円偏光タッチスクリーンを継承する。

 主な仕様は、Core i5-2520M vPro、メモリ4GB、HDD 320GB、Intel QM67 Expressチップセット、XGA表示対応10.1型タッチパネル液晶、Windows 7 Professional(SP1)を搭載。

 無線LAN/ワイヤレスWAN以外のインターフェイスは、USB 2.0×2、IEEE 1394、Gigabit Ethernet、Bluetooth 2.1+EDR、モデム、ExpressCardスロット、Type2 PCカードスロット、SDカードスロット、ミニD-Sub15ピン、シリアルポートなどを備える。

 バッテリ駆動時間は約9時間。本体サイズは271×216×49mm(同)、重量は約2.3kg。

(2011年 8月 10日)

[Reported by 山田 幸治]