日本AMDは9日、ミドルレンジクラスのGPUとなる「Radeon HD 6770」と「同6750」を発表した。各カードメーカーからも搭載カードが即日出荷開始される。
既存のRadeon HD 5770および5750のコアをそのまま流用し、動画再生エンジンの改良を図ったGPU。具体的には、新たにBlu-ray 3D対応した。また、HDMI出力も1.3から1.4aへ移行している。
このほかのGPU内部の仕様は従来製品と同じで、Radeon HD 6770は、SP数が800基、SPクロックが最大850MHz、テクスチャユニット数が40基、ROP数が16基、メモリは最大4,800MHz駆動の128bit GDDR5を搭載。6750は、SP数が720基、SPクロックが最大700MHz、テクスチャユニット数が36基、ROP数が16基、メモリは最大4,600MHz駆動の128bit GDDR5を搭載する。
新たにBlu-ray 3DとHDMI 1.4aに対応 | 性能比較 |
(2011年 5月 9日)
[Reported by 若杉 紀彦]