ASUSTeK Computerは、3スロット厚の大型クーラーを搭載したGeForce GTX 580搭載ビデオカード「ENGTX580 DCII/2DIS/1536MD5」を2月24日より発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は55,000前後。

　GPUにヒートパイプが密着する「DirectCU IIクーラー」を搭載するビデオカード。台座経由でなく、GPUの熱が直接ヒートパイプに伝わるため、より効率的に冷却できるという。また、構造だけでなく、サイズも3スロット厚と巨大で、放熱量を高めた。ファンは2基搭載する。同社では、ビデオカード用として最高レベルの冷却性能としている。

　このほか、チョークコイル、コンデンサなど、搭載する各種部材に独自調合のものを搭載し、低温化や長寿命化、高オーバークロック性能を実現。また、独自の電力管理チップSuper Hybrid Engineや、電圧調整機能も搭載する。

　GPUの主な仕様は、コアクロックが標準(772MHz)よりやや高い782MHz、SP数が512基、メモリクロックが4,008MHz、メモリ容量が1,536MB、メモリインターフェイスが384bit。

　ディスプレイインターフェイスは、HDMI、DisplayPort、DVI-I×2で、DVI→ミニD-Sub15ピン変換アダプタも付属。電源コネクタは8ピン+6ピン。本体サイズは、約292×127×51mm(幅×奥行き×高さ)。

ブラケット部。厚さが3スロット分あるのがわかる	ファンは2基搭載