三洋電機株式会社は、世界初の“飛び出すズームマイク”を搭載したPCMレコーダ「ICR-PS511RM」を1月26日に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は15,000円前後の見込み。対応OSはWindows XP/Vista/7。
本体上部にポップアップする指向性ズームマイク、その両側に全方向性ステレオマイクを装備。指向性ズームマイクをポップアップすることで指向性ズーム、戻すことでステレオに切り替えられる。マイクのポジションに合わせて設定を呼び出す「マイク連動シーンセレクト」を搭載し、使い勝手を高めた。
また、4GBの内蔵メモリと、microSDに対応したメモリスロットを両方備えた「新・Wシステム」を採用。メモリ間のファイルコピーや移動操作もできる。このほか、操作しやすい大型液晶や大型ボタン、PCと直接接続できるスライド式USBコネクタ、録音入力レベルを周波数帯ごとに調整できる録音イコライザー、人の声を聞き取りやすくするクリアボイス再生などを備える。
録音フォーマットはPCMまたはMP3で、前者は44.1~48kHz/16bit、後者は32kbps~320kbpsをサポート。内蔵メモリの最大録音時間はPCM時で約6時間、MP3時で約273時間。電池は単4形×1で、録音可能時間は、アルカリ乾電池利用時でMP3は約24時間、PCMは約10時間、eneloop利用時でMP3は約17時間、PCMは約9時間。
本体サイズは約39.9×14.1×108.3mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約61g(電池含む)。
(2011年 1月 13日)
[Reported by 劉 尭]