株式会社アイ・オー・データ機器は24日、23型ワイド液晶ディスプレイ「LCD-MF242X」シリーズの一部で、電源部から異臭・発煙の恐れがあると発表した。該当製品は無償で予防修理を実施する。

LCD-MF242XBR

　この不具合は、一部ロットの電源基板で電気的仕様の異なる部品を使用したため、特製のばらつきにより稀に故障し、異臭もしくは煙を発する可能性があるという。なお、発火や延焼は保護回路や難燃材料により起こらないとしている。

　対象製品の製造番号は、「LCD-MF242XBR」(ブラックモデル)がG2L0000001xx～G2L0015440xx、「LCD-MF242XWR」(ホワイトモデル)がG2K0000001xx～G2K0003216xx、「LCD-MF242XHR」(日本ヒューレット・パッカード直販専用モデル)がG2J0000001xx～G2J0004009xxのそれぞれ一部(xは任意の英数字)。

　告知サイトのフォームに製造番号を入力すると該当製品か確認できる。該当製品だった場合の修理申込は専用ページから行なう。

　LCD-MF242Xシリーズは、1,920×1,080ドット表示対応の23.6型ワイド液晶ディスプレイで、2009年4月に発売された。