11月22日 発表
慶應義塾大学湘南藤沢キャンパス(SFC)とUQコミュニケーションズ株式会社は22日、モバイルWiMAXによるキャンパスネットワークアクセス構想を発表した。
これは、モバイルWiMAXのネットワークと、SFC-CNSと呼ばれるSFC独自のネットワークを相互接続するというもの。これによって、SFC-CNSを利用する学生や教職員は、モバイルWiMAXの提供地域であれば、SFC-CNSへアクセスできる。
SFC-CNSは、SFCの教育研究を支えるコンピュータとネットワークを中心としたシステムで、1990年に運用開始された。
認証には登録したMACアドレスを用いることで、WiMAXからSFC-CNSへ直結。これにより市販のWiMAX製品からアクセスできるようになる。VPNクライアントやWebブラウザ認証など、特殊な設定をする必要がないため、WiMAXルーターなどのような機器でも利用可能。さらにVPNによるオーバーヘッドがないというメリットが得られる。
なお、具体的なサービス提供条件などについては検討中としている。
ネットワークの構成と利用イメージ |
(2010年 11月 22日)
[Reported by 劉 尭]