Intel、22nmプロセス製造に向けて60~80億ドルを投資

10月19日(現地時間) 発表



 Intelは19日(現地時間)、米国のアリゾナ州およびオレゴン州における次世代製造施設へ、60~80億ドルを投資すると発表した。

 今回の投資により、オレゴン州に新たな開発拠点「D1X」を開設し、2013年に研究開発を開始する。また、アリゾナ州にあるFab12、Fab32、およびオレゴン州のD1C、D1Dの既存の4拠点を増強し、22nmへの移行を進める。

 また、建設関連で6,000~8,000人の期間雇用、ハイテク関連で800~1,000人規模の常時雇用を行なう。既存の雇用は維持する。

 今回の設備投資は2009年2月に発表した投資計画に続くもの。22nmプロセス技術に基づくマイクロプロセッサー「Ivy Bridge(開発コードネーム)」は、2011年後半に製造が開始される予定で、パフォーマンスと電力効率をさらに向上できるとしている。

(2010年 10月 20日)

[Reported by 劉 尭]