パイオニア株式会社は、内蔵型Blu-ray Disc(BD)ドライブ「BDR-S06J」を10月上旬より発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は3万円台前半。
2009年9月に発売された「BDR-S05J」と主立った仕様は同じだが、再生ソフトが「PowerDVD9」となり、別途対応ディスプレイなどを用意することでBlu-ray 3Dの再生が可能になった。
ファームウェアもBlu-ray 3Dに向け最適化され、Blu-ray 3D再生時もディスクの回転速度を自動制御して、動作音を抑制可能となった。このほか、利用するメディアに応じてもっとも記録品質が高くなる記録倍速を自動的に選ぶ「最適倍速記録機能」、メディア記録面の見た目のムラを抑えながら書き込む」BD記録面重視モード」などを搭載する。
付属ソフトは、ビデオ編集の「PowerProducer v5」、書き込みソフトの「Power2Go v6 for PURE READ」、バックアップソフトの「PowerBackup v2」、ラベルデザインの「LabelPrint v2」など。
書き込み速度は、BD-R/-R DLが12倍速、BD-RE/RE DLが2倍速、DVD±Rが16倍速、DVD±R DL/±RWが8倍速、DVD-RAMが5倍速、CD-Rが40倍速、CD-RWが24倍速。読出し速度はBDが8倍速、DVDが16倍速(DLは12倍速)、CDが40倍速。バッファ容量は4MB。
インターフェイスはSATA。本体サイズは148×181×42.3mm(幅×奥行き×高さ)、重量は750g。対応OSは、Windows XP/Vista/7。ベゼルの色は、クリアホワイト、ピアノブラック、ラバーブラックの3種類が用意される。
BDR-S06J-KR(ラバーブラック) | BDR-S06J-W(ホワイト) |
(2010年 9月 14日)
[Reported by 若杉 紀彦]