エムエスアイ、3D立体視とマルチタッチ対応の一体型を国内投入
~ハイエンドゲーミングノートや、高級志向のネットブックなども

製品発表会場

9月4日より順次発売



 エムエスアイコンピュータージャパン株式会社は、世界で初めて3D立体視とマルチタッチに対応した液晶一体型PCなど5機種を、9月4日より順次発売する。

●3D立体視対応液晶一体型

 「Wind Top AE2420 3D」は、6月に台湾で開催されたCOMPUTEXで発表された製品。3D立体視とマルチタッチに対応する世界初の液晶一体型PCを謳う。GPUはNVIDIAではなく、AMDのRadeonを採用しており、3Dメガネは独自のもの。BD 3Dの再生だけでなく、2Dコンテンツ3D変換もできる。メガネがシャッター式でありながら199,800円と、20万円を切る点も同社では訴求している。

 オーディオにも注力しており、SRS対応で5W×2のスピーカーと10Wのサブウーファーを搭載し、THXの認証も受けている。HDMIとミニD-Sub15ピン入力もあるので、その他のAV機器やゲーム機器なども接続可能。日本モデルの独自要素として、USB外付けの地上デジタルTVチューナが付属する。

 そのほかの主な仕様は、Core i5-650(3.2GHz)、メモリ4GB、HDD 1TB、ATI Mobility Radeon HD 5730(1GB)、BDドライブ、Intel H55 Expressチップセット、1,920×1,080ドット(フルHD)表示対応23.6型マルチタッチ対応液晶ディスプレイ、Windows 7 Home Premium(64bit)を搭載。

 インターフェイスは、USB 3.0×2、USB 2.0×4、eSATA×1、HDMI入力、ミニD-Sub15ピン入力、IEEE 802.11b/g/n対応無線LAN、Bluetooth 2.1+EDR、Gigabit Ethernet、130万画素Webカメラ、6-in-1カードリーダ、音声入出力などを装備。

 本体サイズは617.2×71.95×461.7mm(幅×奥行き×高さ)、重量は12.5kg。

Wind Top AE2420 3D液晶一体型でコンパクト背面の左側にディスプレイやネットワーク類の端子
独自開発のシャッター式3Dメガネ実際に装着したところ。1万3千円前後で単品販売もされるワイヤレスのキーボード/マウス、リモコンが付属

●オーディオにもこだわったGeForceおよびRadeon搭載のゲーミングノート

 「GT660R」および「GX660R」は、それぞれGeForce、Radeonを搭載するゲーミングノート。店頭予想価格はいずれも198,000円前後。

 ハイエンドなCPUとGPUを搭載したゲーミングノート。また、2.5インチHDDが2基(RAID 0対応)、メモリが3枚(最大12GB)内蔵できる拡張性の高さも特徴。4コアすべてをオーバークロックできる独自のターボドライブエンジン(TDE)を搭載し、通常のTurbo Boostより16%程度性能を高められる。

 この製品もオーディオの質にこだわっており、筐体デザインの段階から音響メーカーのDYNAUDIOと協業、2.1chスピーカーを搭載し、高音質化を図っている。

 主な仕様は共通で、Core i7-720QM(1.6GHz)、メモリ4GB、HDD 1TB(500GB×2、RAID 0)、GPUはGT660RがGeForce GTX 285M(1GB)、GX660RがATI Mobility Radeon HD 5870(1GB)、Intel PM55 Expressチップセット、BDドライブ、フルHD表示対応15.6型液晶、Windows 7 Home Premium(64bit)を搭載。

 インターフェイスは、USB 3.0×2、USB 2.0×2、eSATA、HDMI出力、ミニD-Sub15ピン、ExpressCardスロット、4-in-1カードスロット、IEEE 802.11b/g/n対応無線LAN、Bluetooth 2.1+EDR、Gigabit Ethernet、130万画素Webカメラ、音声入出力を装備。

 本体サイズは396×269×55mm(同)、重量は3.54kg。バッテリは9セル。

GT660R/GX660Rキーボード面。ヒンジ付近にDYNAUDIOによるスピーカーを搭載右側面にBDドライブなど
左側面にUSB 3.0など背面にもミニD-Sub15ピンなどを装備天板は光沢のあるデザイン。オレンジ色のLEDも備える

●大人向けラグジャリーノート

 「FX600」は「大人向けラグジャリーノート」を謳う製品で、洗練された外観を特徴とする。店頭予想価格は118,000円。本製品のみ9月6日発売。

 電源ボタンや、筐体のラインをクローム仕上げとし、ボディパネルは独自のシボ加工を施した。全体に曲線を多用し、高級車の内装をイメージしたデザインに仕上げた。特殊加工で指紋もつきにくい。

 主な仕様は、Core i5、メモリ4GB、HDD 500GB、GeForce GT 325M(1GB)、BDドライブ、Intel HM55 Expressチップセット、フルHD表示対応15.6型液晶、Windows 7 Home Premium(64bit)。

 GPUは、アクティブなアプリケーションに応じて、CPU内蔵と単体を切り替える「Optimus」に対応。また、独自の映像高画質化技術「シネマプロ」のほか、THX、TDEに対応する。

 インターフェイスは、USB 2.0×2、eSATA、HDMI出力、ミニD-Sub15ピン、4-in-1カードスロット、IEEE 802.11b/g/n対応無線LAN、Bluetooth 2.1+EDR、Gigabit Ethernet、130万画素Webカメラ、音声入出力を装備。スピーカーは4基搭載。

 本体サイズは383×249.3×32.5mm(同)、重量は2.48kg。バッテリは6セル。

FX600キーボード面
右側面にBDドライブ左側面にUSB 2.0など天板

●ラグジャリーネットブック

 「U160 DX」もラグジャリー志向のネットブック。店頭予想価格は38,800円。

 独自のカラーフィルムプリント技術と、特殊塗装を施したほか、クローム仕上げのアクセントを取り入れ、高級さを持たせた。また、筐体は従来製品よりも2割程度薄型化し、キーボードはアイソレーションタイプ、タッチパッドはシームレスタイプを採用した。

 主な仕様は、Atom N455(1.66GHz、ビデオ機能内蔵)、メモリ2GB、HDD 160GB、Intel NM10 Expressチップセット、1,024×600ドット表示対応10型液晶、Windows 7 Starterを搭載。

 インターフェイスは、USB 2.0×3、ミニD-Sub15ピン、IEEE 802.11b/g/n対応無線LAN、Bluetooth 2.0+EDR、Ethernet、130万画素Webカメラ、SDカードスロット、音声入出力を装備。

 本体サイズは265×165×19.8~25.4mm(同)、重量は1kg。バッテリは3セル。

U160 DXキーボード面
天板はブラウン系左側面。ブラックモデルもある右側面

●国内でメインストリームノートに注力

 8月24日、同社は西麻布のバーを貸し切って製品発表会を行なった。この中で同社代表取締役のテイ・シメイ氏は、「当社は日本国内で、過去数年はネットブックが好評を博してきたが、2010年に入ってからは、メインストリームノートが200%の伸びを示しており、この分野をさらに注力したい」とコメント。

 また、2010年は全社として「パフォーマンス」、「サウンド」、「ビジョン」に焦点を当てた製品展開を行なうとともに、IntelやMicrosoftなどパートナーと密な連携を取りながら、今後5年以内に世界トップ5のPCメーカーを目指したいと語った。

テイ・シメイ氏2010年は「パフォーマンス」、「サウンド」、「ビジョン」がテーマ製品説明はおなじみの石岡宣慶氏が行なった

(2010年 8月 24日)

[Reported by 若杉 紀彦]