6月9日 発表
NECは、2009年度に約22万台のPCとディスプレイを回収し、再資源化を行なったと発表した。2008年度実績の約24万台から、やや減少した。
内訳は、デスクトップPCが76,829台、ノートPCが56,961台、CRTディスプレイが29,086台、液晶ディスプレイが57,227台で、合計が220,103台となっている。
事業系と家庭系は、それぞれ110,896台と109,207台で、ほぼ同数。
再資源化処理量は、デスクトップPCが613.6トンと大きいが、重量比で見た資源再利用率も80.1%と高い。それに対して、ノートPCは142.0トンと量は少ないが、再利用率は51.5%に留まっている。CRTディスプレイと液晶ディスプレイの再利用率は67.4%と61.6%で、ちょうど中間程度になっている。
(2010年 6月 9日)
[Reported by 伊達 浩二]