株式会社マウスコンピューターは、NVIDIAの立体視メガネ「3D Vision」と、対応液晶を付属したPC用に「3D-PC」ロゴプログラムを提唱し、それに準じたPCの販売を開始した。

　3D-PCロゴプログラムでは、既存のDVDの3D化やBlu-ray 3Dの視聴向けの「3D for THEATER」、3Dコンテンツ制作向けの「3D for CREATOR」、3Dゲーム向けの「3D for GAMER」の3種類を用意。それぞれの用途に応じた3D環境の基準を満たしたPCをロゴ別に用意することで、ユーザーに3D環境をわかりやすく訴求するのが目的。現時点では、NVIDIA、LGエレクトロニクス、サイバーリンクの3社が賛同している。

3D for THEATER	3D for CREATOR	3D for GAMER

　ロゴプログラムの発表に合わせて、デスクトップPC 3モデルを発売。ノートPCについては現在開発しており、今後展開していく予定。

　3D for THEATERに準拠する「Lm-i721E2-3DV」は、CPUにCore i3-530(2.93GHz)、メモリ4GB、Intel H55 Expressチップセット、GeForce GT 240(1GB)ビデオカード、500GB HDD、Blu-ray Discドライブなどを搭載し、価格は149,730円。

　3D for CREATORに準拠する「MDV-ADS7210S-WS-3DV」は、CPUにCore i7-860(2.80GHz)、メモリ4GB、Intel P55 Expressチップセット、Quadro FX 580(512MB)ビデオカード、1TB HDD、DVDスーパーマルチドライブなどを搭載し、価格は186,900円。

MDV-ADS7210S-WS-3DV	NEXTGEAR i700SA9-3DV

　3D For GAMERに準拠する「NEXTGEAR i700SA9-3DV」は、CPUにCore i7-930(2.80GHz)、メモリ12GB、Intel X58 Expressチップセット、GeForce GTX 470(1,280MB)ビデオカード、500GB HDD、Blu-ray Discドライブなどを搭載し、価格は254,730円。

　いずれもOSはWindows 7 Home Premium(64bit)を搭載。また、NVIDIAの「3D Vision」とLGの3D対応液晶「W2363D-PF」、CyberLinkの「Media Suite 8.0 for Blu-ray」が付属する。