リードテック、ネットワークレイテンシを抑えるゲーム用NIC

WinFast Killer Xeno Pro Gaming NIC

4月下旬 発売

価格:オープンプライス



 リードテック ジャパン株式会社は、ネットワーク処理をハードウェアで行なうゲーム用NIC「WinFast Killer Xeno Pro Gaming NIC」を4月下旬に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は11,000円前後の見込み。

パッケージ

 対応OSはWindows XP/Vista/7。PCとの接続インターフェイスはPCI Express x1 2.0。ネットワーク接続はGigabit Ethernet。また、USB 2.0、音声入出力を備える。

 Bigfoot Networks製の「Killer NIC」と同等の製品をリードテックが取り扱う。通常CPUが行なうネットワーク処理を、ネットワークプロセッサ「Bigfoot Killer」が受け持ち、Windowsネットワークスタックをバイパスしてゲームのネットワークレイテンシを少なくするという。加えてCPU負荷が軽減されるため、CPUのゲーム処理性能も向上し、専用のオーディオチップによりボイスチャットなどの音声処理もスムーズに行なえるとしている。

 このほか、転送パケットのダイレクト処理や、ハードウェアベースのファイアーウォール、ゲーム以外のネットワーク処理の帯域幅制御などの機能を備える。

 Bigfoot Killerの動作クロックは400MHz、メモリは容量128MBのDDR2-266。

(2010年 4月 23日)

[Reported by 山田 幸治]