AMD、第1四半期決算は2億5,700万ドルの黒字

4月15日(現地時間) 発表



 米AMDは15日(英文)、2010年度第1四半期決算を発表した。これによると、売上高が15億7,000万ドル、営業利益が1億8,200万ドル、純利益が2億5,700万ドル、1株当たり利益が0.35ドルとなった。

 今期からGLOBALFOUNDRIESの決算を分離し、プロダクトカンパニーのみの決算になる。

 CPUなどを扱うコンピューティングソリューション部門の売上は、前年比23%増となった。営業利益は1億4,600万ドル。平均価格の上昇や出荷数増加が寄与した。直前期からは5%減。

 GPUなどのグラフィックス部門の売上は前年比88%増、営業利益が4,700万ドル。GPUの出荷数が増加し、特にモバイルGPUの過去最高の出荷数が牽引した。直前期からは3%減。これは家庭用ゲーム機のライセンスロイヤリティが季節要因で減少したが、GPUの売上増で大きく穴埋めした。

 第2四半期の売上は季節的な要因から減少を予測している。

(2010年 4月 16日)

[Reported by 山田 幸治]