株式会社リンクスインターナショナルは、ENERMAX製の静音重視/80PLUS認証取得のATX電源「エコ80+II」シリーズを2月27日に発売する。

　価格はオープンプライスで、店頭予想価格は500Wモデルの「ESS500AWTII」が10,980円前後、620Wモデルの「同620AWTII」が14,800円前後の見込み。

　12cm角のツイスターベアリングファン「MAGMA」を搭載したATX電源。MAGMAは、バットウィングブレイドを採用し、風量を向上させている。速度調節機能により、もっとも高効率な負荷50%時において、最低回転数の450rpm(騒音は16dB)で動作し、高い静音性を実現した。

　また、シャットダウン後にPC内に残った熱を排出するために、ファンを約30秒～60秒間駆動させる「ヒートガード機能」や、専用の金具でコードを固定することで不用意なコード引き抜き事故を防ぐ「コードガード機能」などを備える。また、日本製コンデンサの採用や8種類の保護機能などを特徴とする。

　各ラインの出力は、500Wモデルは、+3.3V/+5V/+12V1/2がそれぞれ24A、-12Vが0.6A、+5Vsbが3A。620Wモデルは+12V1/2がそれぞれ30Aに強化される。コネクタは共通で、メイン用24ピン×1、12V補助用4+4ピン×1、PCI Express用6+2ピン×2、ペリフェラル用4ピン×5、FDD用4ピン×1、SATA用×6。

　本体サイズは150×140×86mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約2kg。