エプソン、3万円を切るADF/無線LAN対応のインクジェット複合機

PX-602F

2月25日 発売
価格:オープンプライス



 エプソンは、オートドキュメントフィーダー(ADF)と無線LANを搭載したインクジェット複合機「PX-602F」を2月25日に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は2万円台後半の見込み。対応OSはWindows 2000/XP/Vista/7、およびMac OS X 10.3.9以降。

 家庭や小規模オフィスでの利用に特化したインクジェット複合機。A4文書1枚あたり8.2円の低ランニングコストを謳うほか、カラーインクがなくなっても黒インクのみで印刷できる「黒だけでモード」、30枚給紙可能なADF、WindowsからFAX送信できるPCFAX機能に対応する。

 プリンタ部の主な仕様は、解像度が5,760×1,440dpi、インクがC/Y/M/Kの4色、対応用紙がA4~A6、ハガキ、L判など。給紙枚数は普通紙で最大120枚。スキャナ部の主な仕様は、センサーがCIS、解像度が2,400×2,400dpi、出力階調が各色8bit、対応用紙がA4/USレターサイズなど。

 インターフェイスはUSB 2.0×2(1基はPictBridge用)、Ethernet、IEEE 802.11b/g対応無線LAN。本体サイズは461×346×236mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約8.3kg。

●コンパクトなフォトプリンタも

 このほか、コンパクトなフォトプリンタ「E-330S」シリーズも同時発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は1万円台半ばの見込み。

 CF/SDカード/MMC/メモリースティック(PRO)/xD-Picture Cardスロットなどを備え、PCなしでも写真の印刷が可能なフォトプリンタ。主な仕様は、解像度が5,760×1,440dpi、インクがC/Y/M/Kの4色、対応用紙がカード/L判/ハイビジョン/KG/ハガキなど。給紙枚数は最大20枚。印刷速度はL判ふちなし1枚で約30秒、用紙とインクの合計コストはL判1枚で約15.4円。

 インターフェイスはUSB 2.0×2(1基はPictBridge用)。オプションでBluetoothにも対応する。本体サイズは231×169×149mm(同)、重量は約2.2kg。本体色はホワイト(型番末尾:W)、ピンク(同P)、グリーン(同G)の3種類が用意される。

E-330SWE-330SPE-330SG

(2010年 2月 17日)

[Reported by 劉 尭]