マスタードシード株式会社は、SilverStone Technology製のmicroATXケース「SST-SG03B-F」を2月中旬に発売する。価格は11,800円。
現在発売中の「SST-SG03B」から、筐体素材をアルミニウムから0.8mm厚のスチールに変更することで、剛性を高めたモデル。電源をマザーボードと平行(バックパネルI/Oと平行)に配置することで、容積22.5Lの筐体でmicroATXのマザーボードを搭載可能にしている。
本体側面 | 本体背面 | 前面にファンを2基搭載する |
前面はフルメッシュで、12cm角ファンを2基に増やし、側面にも一部メッシュを採用することで、冷却性を高めた。また、3.5インチシャドウベイに吸震ゴム、底面にゴム付きインシュレータを採用し、共振を抑えて静音性を高めた。
対応フォームファクタはmicroATX。拡張スロットは4基。拡張ベイは5インチ×1、3.5インチ×1、3.5インチシャドウ×2。前面インターフェイスとして、USB 2.0×2、音声入出力を備える。
本体サイズは200×312×360mm(幅×奥行き×高さ)、重量は5.12kg。
SST-ST40F-ES/同50F-ES |
このほか、低価格な400W電源「SST-ST40F-ES」、500W電源「同50F-ES」も同時発売する。価格は前者が5,980円、後者が6,980円。
+12Vを1系統にすることで柔軟な電力の振り分けができるという。また、本体サイズは150×140×86mm(同)と奥行きを抑えることで、内部が狭いケースなどにも搭載可能とした。アクティブPFC回路の搭載で、80PLUS認証も取得している。
各ラインの出力は、400Wモデルが、+3.3Vが24A、+5Vが20A、+12Vが25A、+5VSBが2.5A、-12Vが0.3A。500Wモデルは+12Vのみ34Aに強化した。
コネクタは、400Wモデルがメイン用24ピン×1、12V補助用4+4ピン×1、PCI Express用6ピン×2、ペリフェラル用4ピン×3、FDD用4ピン×1、SATA用×4。500Wモデルでは、PCI Express用が6+2ピンと6ピンに変更される。重量は1.4kg。
(2010年 2月 8日)
[Reported by 劉 尭]