Windows 7を参加者が体感する「セブン博」開催

10月24日~25日 開催
東京 ベルサール秋葉原



 マイクロソフト株式会社は、10月24日、25日の2日間、Windows 7を体感できるイベント「Windows 7博覧会(セブン博)」を東京・ベルサール秋葉原で開催した。

 会場の1階に設けられたメインステージでは、スペシャルゲストも含めた豪華出演者も登場してWindows 7の魅力や新機能を紹介。2階の会場ではマイクロソフトが設けたWindows 7体験ブースや、対応製品を発売しているメーカーの製品を展示したコーナーなど、Windows 7を来場者自身の手と目で体感できる展示が行なわれた。

出国直前に講演を行なったシノフスキー氏

 24日11時20分、メインステージに登場したのは米Microsoftのプレジデントで、Windowsの総開発責任者であるスティーブン・シノフスキー氏。12時には帰国のため成田に向かうというタイトなスケジュールの中、「我々は“あなたとPCにシンプルな毎日を”というメッセージを実現するために開発を進めた。ぜひ、2階に設けられたパートナーさんの展示ブースを見て、皆さん自身がWindows 7とはどういうものか、体感して欲しい」と訴えた。

 同じ日のメインステージには、13時30分から特別ゲストのウルトラセブンと、ウルトラセブンの息子で12月公開予定の映画「ウルトラ銀河伝説」でデビューするウルトラマンゼロと共に、マイクロソフトの樋口泰行社長が登場した。

 樋口社長とウルトラセブン親子は、22日に開催されたWindows 7発売記念記者会見でも共演しているが、この日はセブンに会うことを楽しみに会場を訪れたファンが並んでいたこともあって、「今日がウルトラセブンとの初対面」と樋口社長。司会の女性から、「Windows 7は、セブンや今日集まってくれたお友達でも簡単にPCを操作できるような製品なんですか」という質問に、タッチパネルを使ってセブンの写真を指で操作してみせた。

 残念ながら会場のライトの関係でスムーズに動作しなかったものの、「キーボードやマウスだけでなく、こんな操作も可能になるんです」という樋口社長の説明に、会場を訪れたウルトラファンの親子も興味深い様子だった。

マントをまとい貫禄を見せるウルトラセブンポーズも決まったウルトラマンゼロ
樋口社長と固い握手3人でポーズ残念ながらデモンストレーションはスムーズに動かなかった

 Windows 7発売後、初めての土日ということでタッチ&トライコーナーの相談員として、マイクロソフトの最高技術責任者である加治佐俊一氏が参加するなど、マイクロソフトが総力を挙げて新しい機能や対応製品をアピールした。

 来場者の関心が高かったのはタッチパネル。タッチパネル機能を持ったPC、ディスプレイ、アプリケーションを展示していたブースには絶えず来場者が訪れ、自分の手で触って機能を確認する様子が見られた。

●会場内の様子
会場には多数のWindows 7搭載PCが展示されたDSP版Windows 7を搭載した自作PCのコーナーWindows 7パッケージ版とマウスなどの展示
ワイヤレスマウスなどマイクロソフトの新製品が展示されていた人が絶えない「Windows 7アップグレード相談コーナー」タッチパネル液晶を使った将棋ゲームも人気

●イベント周辺

秋葉原の街頭では、スタンプラリーの台紙も配られ、ベルサール秋葉原への誘導が行なわれていた各店舗を回ってスタンプをもらってくると、ロゴ入りグッズがもらえたバーガーキングの「Windows 7発売記念バーガー」も紹介された
セブンとは闘っていないが、ゴモラも映画の宣伝に一役かっていた発表会のときに鏡割りをしたのと同じ清酒が展示された

(2009年 10月 26日)

[Reported by 三浦 優子]