日本エイサー、CULVノートを「Light Note」と命名

Aspire Timeline AS1410

10月23日 発表



Aspire Timeline AS3810T

 日本エイサーは23日、ネットブックとノートPCの中間にあたる「Light Note」(ライトノート)というカテゴリを新設した。

 Light Noteは、いわゆるCULV CPUを使用したノートPCで、同社の現行製品ではAspire Timeline AS1410およびAS3810Tにあたる。

 特徴としては、コストパフォーマンスとモバイル性能の両立が挙げられており、ポスト・ネットブックを目指すとしている。ユーザー像としては、ビジネス用途で持ち歩き、ネットブックでは満足できないが、通常のノートPCは高くて手が出せない層としている。

 ハードウェア面では、11.6~13.3型液晶、5万円以上9万円未満の価格、2.0kg未満の重量、OSはWindows 7およびVistaのHome Premium、いわゆるCULV CPU(Core 2 Duo SU9xxx/SU3xxx、Celeron SU2xxx)搭載、など。バッテリ駆動時間は規定されていないが、「低電圧でバッテリ駆動時間が長くモバイル性能に長けている」と特徴付けられている。

 日本エイサーでは、従来のネットブックとノートブックにLight Noteを加えた3分野で、日本の成長戦略を組み立て、2011年度内に、日本PC市場のシェア5位圏内を目指すとしている。

 なお、Light Noteは、いわゆるCULVノートと呼ばれる製品にあたるが、この分野の呼称としては、東芝が「ネットノート」という名称を使用しており、他社へも使用を呼びかけている。

(2009年 10月 26日)

[Reported by 伊達 浩二]