オンキヨーは19日、Windows 7搭載のデスクトップPC 3機種を発表した。

　IONベースのP3は新モデル。スリムタワーのS5と液晶一体型のE7はソーテックブランドからオンキヨーブランドへ変更された。いずれもオンキヨー製のステレオスピーカーが付属する。

　価格はすべてオープンプライス。

P305A3(写真は光学ドライブを取り外したところ)	キーボードやマウスと並べると本体の小ささがわかる	ディスプレイとのセットモデルも用意される

　オンキヨーは、NVIDIAのIONプラットフォームをベースにした超小型デスクトップ「P3」を11月に発売する。本体のみの「P305A3」の市場想定価格(以下同)は69,800円。液晶ディスプレイとのセットは89,800円。

　IONは、IntelのAtom CPUとNVIDIA製のチップセットを組み合わせたプラットフォームで、Intel純正のチップセットに対し、グラフィックス再生能力が高く、HD動画の再生などでメリットがある。

　主な仕様は、Intel Atom 230(1.6GHz)、GeForce 9400M Gチップセット(ビデオ機能内蔵)、2GBメモリ、160GB HDD、スロットイン型DVDスーパーマルチドライブなど。

　主なインターフェイスは、USB 2.0×4、eSATA、HDMI、5種対応メモリーカードスロット、無線LANなど。

　OSはWindows 7 Home Premium(32bit版)を搭載する。

　セットモデルのディスプレイは21.5型。解像度は1,920×1,080ドットのフルHD。

21.5型液晶セットモデル	23型液晶セットモデル

　「S505」は、スリム筐体のデスクトップPC。4機種用意され、すべてフルHD解像度表示のディスプレイとのセットとなる。発売は23型ディスプレイセットモデルを除き10月22日。

　下位モデル「S505A5/21W1」の仕様は、Core 2 Duo E7500(2.93GHz)、メモリ4GB、HDD 320GB、DVDスーパーマルチドライブ、Intel G41 Expressチップセット(ビデオ機能内蔵)を搭載する。組み合わされるディスプレイは21.5型フルHD解像度。価格は109,800円。

　インターフェイスは、USB 2.0×6、8種対応メモリーカードスロット、Gigabit Ethernet、ミニD-Sub15ピン、DVI-D、HDMI出力、PS/2×2、音声入出力など。

　OSは、Windows 7 Home Premium(64bit版)で、32bit/64bit両対応のリカバリキットが付属する。

　S505A5/21W1にマイクロソフトOffice Personal 2007をインストールした「S505A5B/21W1」は129,800円。

　HDDを1TBにした「S505A6B/21W1」が139,800円。さらに液晶を23型にした「S505A6B/23W1」が149,800円。このモデルのみ発売が11月となる。

E705(iPodは別売)

　「E705」は、21.5型フルHD液晶一体型PC。1機種のみで、価格は159,800円。発売は10月22日。

【10月21日訂正】記事初出時、価格を179,800円としておりましたが、正しくは159,800円です。お詫びして訂正します。

　主な仕様は、CPUにCore 2 Duo E7500(2.93GHz)、メモリ4GB、1TB HDD、DVDスーパーマルチドライブ、地デジ対応ダブルチューナ×2、Office Personal 2007を搭載する。

　両モデル共通で、チップセットはGeForce 9400(ビデオ機能内蔵)を搭載。インターフェイスはUSB 2.0×6、eSATA×1、HDMI×1、Gigabit Ethernet×1、IEEE 802.11b/g/n無線LAN、S/PDIF、音声入出力、130万画素Webカメラ、8種対応メモリーカードスロットなど。本体前面のUSB 2.0端子に直付けできるiPod用Dockが付属する。

　OSは、Windows 7 Home Premium(64bit版)で、32bit/64bit両対応のリカバリキットが付属する。