ニュース
Canonical、世界初のUbuntu搭載10.1型タブレット
(2016/2/5 14:16)
Linuxディストリビューション「Ubuntu」の開発サポートを行なっている英Canonicalは4日(現地時間)、世界初となるUbuntu搭載タブレット「Aquaris M10 Ubuntu Edition」を発表した。発売時期は2016年第2四半期の予定で、価格は未定。
スペインのモバイル端末製造メーカーBQが販売している10.1型Android搭載タブレット「Aquaris M10」をベースに、OSにUbuntuを採用したモデルとなる。なお、BQは「Aquaris E4.5 Ubuntu Edition」および「Aquaris E5 HD Ubuntu Edition」などのUbuntu搭載スマートフォンの販売も行なっている。
Aquaris M10 Ubuntu Editionは、OSにUbuntuを採用し、タッチ操作に最適化されたUIで操作可能なほか、Bluetooth接続のマウスやキーボードを用意すれば、デスクトップPCのように操作することも可能。
またタブレット単体でも、1画面で2つのアプリケーションを同時に表示できる「Side Stage」機能を備え、マルチタスクやウィンドウ管理に対応。Canonicalは、Ubuntu App Storeではすでに数百の対応アプリケーションが提供されているとしている。
主な仕様は、SoCにMediaTek MT8163A(4コア、最大1.5GHz)、2GBメモリ、16GBフラッシュストレージを搭載。
インターフェイスはMicro HDMI出力、microSDカードスロット(最大64GB対応)、デュアルフラッシュ搭載120万画素カメラ、スピーカーを備える。
バッテリはリチウムポリマーで、容量は7,280mAh。サイズは171×246×8.2mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は470g。