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UEI、独自タブレット「enchantMOON S-II」を販売終了

〜大幅改修を施す次期「S-IVBシークエンス」がまもなく“点火”

 株式会社ユビキタスエンターテインメント(UEI)は1日、手書きメモに特化した独自OS搭載タブレット「enchantMOON S-II」の販売を2015年内にも終了すると発表した。

 販売終了の理由については“色々ある”としているが、代表取締役社長 清水亮氏のブログの中では、手書き認識エンジンのMyScriptの開発ライセンス料が年間契約であるが、現在の販売台数によって得られる利益がこのライセンス料より下回ったことを理由の1つに挙げている。

 ただし販売終了後も、無償サポートに関しては購入日より1年以内、有償サポートや付属品販売については今後も継続するとしている。

 在庫は数百台あるとしているが、残りは教育機関に寄付するとしており、中でも品川女子学院は1学年全員に1人1台のenchantMOONが行き渡るよう、バルク品を含む大規模な受け入れを決めている。

次期はハードウェアから刷新

 現世代機の販売終了のもう1つの理由は、次期の開発プロセス「S-IVB」の目処が立ったためとしている。

 enchantMOONの開発プロセスはアポロ計画になぞらえている。アポロ計画で用いられたサターンV型ロケットは3段式で、第1段はS-IC、第2段はS-II、第3段はS-IVBと呼ばれている。現在発売中のenchantMOONは第2段に当たるS-IIだが、ハードウェアアーキテクチャが5年前のもののため、改良には限界がある。

 そこで第3段となるS-IVBシークエンスでは、ハードウェアを含めた全面的なアーキテクチャ改修と、システムソフトウェアおよびコンセプトをゼロから見直す、これまでで最大規模のバージョンアップを実施。この準備に3年の期間を要したという。

ユーザー向けイベントを開催

 これまでenchantMOONを応援してきたユーザーのために、ミートアップイベントを2016年1月30日の午後1時〜5時に実施する。場所は東京都文京区湯島3-1-3 MSビル8F アクロポリス会議室。なお会場は人数次第で変更になる可能性がある。

(劉 尭)