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エプソン、小型化し縦置き利用も可能になったフラットベッドスキャナ

「GT-S650」

 エプソンは、A4フラットベッドスキャナの新モデル「GT-S650」を1月29日に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は1万円前後の見込み。

 2012年10月に発売された「GT-S640」の後継モデルで、センサーを「α-Hyper CCD II」からCIS方式へ変更。これにより、本体サイズ/重量を、GT-S640の280×430×41mm(幅×奥行き×高さ)/重量約2.2kgから、249×364×39mm(同)/約1.5kgへ、容積を約28%、重量を約32%、小型軽量化した。また、消費電力も動作時2.5W(GT-S640は約12W)、待機時1.1W(同約5.5W)と削減している。

 最大解像度は4,800×4,800dpiで、カラー/A4/300dpi時の読み取り速度は10秒/枚と、GT-S640は14秒から高速化。読み取り階調は各色16bit入力/8bit出力。対応原稿サイズはA4、レター。電源はUSBバスパワー。

 原稿カバーは取り外しが可能なほか、本体背面にスタンドを内蔵することで、本体を縦置きしたまま原稿を添えてスキャンすることもできる。

 このほか、スキャンデータをEvernoteやGoogle Driveへアップロードできる「Document Capture」シリーズ(Windows/Mac対応)を付属。本体側には、スキャン/コピー/メール/PDF作成の4つのナビボタンを装備しており、ボタンの機能はカスタマイズもできる。

縦置き利用のイメージ

(多和田 新也)