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CRYORIG、約5,000円のサイドフローCPUクーラー

H7

 株式会社ディラックは、CRYORIG製の低価格サイドフローCPUクーラー「H7」を15日に発売する。価格はオープンプライスで、税別店頭予想価格は5,000円前後の見込み。

 2014年に発売した「H5 UNIVERSAL」の下位モデルで、新開発の120mm角ファン「QF120 BALANCE」を搭載し、高さと幅を20mm抑えることで、ミニタワーケースなどへの搭載を可能とした。加えて、マウンタは新開発の「X-Bar Quick Mout System」を採用し、従来と比較して短時間で確実にCPUクーラーを取り付けられるという。

 H5 UNIVERSALと同様、ハニカム構造の“Hive Fin Design”を採用し、1枚のフィンでR1/C1シリーズのJet Fin Acceleration Technology(2枚のフィンを組み合わせて使用)と同等の効果が得られるという。また、メモリと干渉しない構造を採用し、ヒートパイプ配置の最適化などを行なった。

 ヒートシンクフィンはアルミで、ヒートパイプは銅製(6mm径×3本)。本体サイズは123×98×145mm(幅×奥行き×高さ)、重量は577g。対応ソケットはLGA1156/1155/1150、およびSocket FM1/FM2(+)/AM2(+)/AM3(+)。

 付属するQF120 BALANCEは、ノイズレベルが10~25dB、最大風量が49CFMと、静音性と風量を両立させたモデルとなっている。単体でも同時発売され、価格はオープンプライス、税別店頭予想価格は1,680円となっている。

 このほか、QF120の静音モデル「QF120 SILENT」、高性能モデル「QF120 PERFORMANCE」も同時発売する。ノイズレベルおよび最大風量は、前者が5~19dB/44CFM、後者が13~37dB/83CFM。税別店頭予想価格は1,680円。

QF120シリーズ

(劉 尭)