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開発者向けDirectX 12早期アクセスプログラムが受付中

~DX12+Unreal Engine 4+Maxwellの技術デモも公開

「Fable Legends」

 米Microsoftは、DirectX 12(DX12)の開発者向け早期アクセスプログラムの受付を開始している。

 このプログラムは、DX12およびそれに対応するタイトルのスムーズな立ち上げを目指し、DX12自体、DX12対応Unreal Engine 4、DX12対応Epic製「Elemental」デモなどをMicrosoftが提供する。

 この情報は、米NVIDIAが先日発表した第2世代Maxwell搭載ハイエンドGPU「GeForce GTX 980/970」の事前説明会において、DX12開発責任者のMax McMullen氏が明らかにしたもの。利用に当たっての諸条件や、提供開始日などの詳細は公表されていないが、受け付けページはすでに公開されている。

 また、NVIDIA、Microsoft、Epic、Lionheadが協力して開発した、DX12対応版UE4+Maxwellで動作するゲーム「Fable Legends」の技術デモ動画も公開されている。

Elementalのデモ

 DX12は、NVIDIAのGPUでは、Fermi以降の世代が対応。Maxwellでは、ボクセル化からメモリ割り当てとオクルージョンカリングへのアルゴリズムで便利な保守的ラスター技術や、ピクセルシェーダー演算の順番を開発者が制御できるラスター オーダード ビューといった技術が利用できる。

 DX12は2015年公開の予定を目指し、開発が行なわれている。

(若杉 紀彦)