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アイファイ、Wi-Fi機能付きSDカード「Eyefi Mobi」にクラウド機能追加
(2014/7/15 16:40)
アイファイジャパン株式会社は15日、Wi-Fi機能付きSDカード「Eyefi Mobi」シリーズを一新し、新たにクラウドサービスを日本語対応させ提供開始した。
新たに提供するクラウドサービスは、Eyefi Mobiで撮影した写真をそのままクラウド上にアップロード、そしてiPhoneやiPad、Android、Windowsアプリで自動的に同期するというもの。いずれのデバイスでも写真のタグ付けなどの管理を行なうことができ、その情報もクラウドによって自動的に共有される。
写真をアップロードすると、オリジナル、長辺が2,048ドット/1,280ドット/640ドットの3種類のJPEGが生成され、iPhoneやAndroidデバイス向けには、画面解像度に合わせて最適なサイズのものがダウンロードされ、デバイス容量を圧迫しないよう配慮している。
また、写真をTwitterやFacebook、Google+などに直接共有可能なほか、URL付きで複数の写真を他者と共有でき、アルバム単位での共有ではアルバムの更新なども自動的に反映されるようになっている。
利用料は年間5,000円で、容量は無制限。Eyefi Mobi購入者には90日の無制限利用権が付属する(複数枚の場合それに応じて増やせる)。さらに既存のEyefi Mobiユーザーも新アプリをダウンロードすることで90日間無料で利用できる。ただし、既存のEyefi Mobiアプリとは共存できない。90日後有料メンバーを継続しない場合、転送と整理のみは利用可能で、同期と共有(ただし別の方法を利用すれば可能)は対応しない。
サービスの展開に合わせてブランドロゴも一新。表記が「Eye-Fi」から「Eyefi」になるとともに、新たなロゴは写真家の目、カメラのフォーカス、そして接続(コネクション)をイメージしたものとなった。
新ロゴが入ったEyefi Mobiカードは量販店で7月18日より販売開始する。価格は8GBが4,980円、16GBが6,980円、32GBが9,980円。
15日に開かれた発表会では、同社CEOを務めるMatt DiMaria氏が出席し、サービスの概要を説明。「クラウドサービスの展開により、Eyefiは単なるハードウェアのベンダーから写真家向けのサービスを展開する会社へと変化する」などと語った。