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HGST、10,520rpmで1.8TBの業界最大容量を実現した2.5インチHDD

〜メディアベースのキャッシュ技術を採用

Ultrastar C10K1800
出荷中

 株式会社HGSTジャパンは、回転数10,520rpmで容量1.8TBを実現した企業向け2.5インチHDD「Ultrastar C10K1800」を出荷開始した。

 回転数10,000rpmクラスの2.5インチHDDの中で業界最大容量1.8TBを実現したモデル。容量あたりコスト効率を重視する企業向けとしている。

 12GbpsのSASインターフェイスに加え、ディスクメディアをベースとした独自のメディアキャッシュ技術を採用し、停電など突発的な電源遮断時の信頼性とデータ保全性を向上させつつ、ランダムライト性能を2.5倍に高めた。シーケンシャル性能も23%向上した。

 現行の2.5インチHDDと比較してアイドル時で最大7%の消費電力を削減。ISE(Instant Secure Erase)、TCG Enterprise SSC準拠またはFIPS(米国連邦情報処理規格)140-2 レベル2準拠のSED(Self-Encrypting Drives)などセキュリティ/暗号化機能をオプションで提供する。

 セクターサイズは512byteネイティブ(512n)または4KBネイティブ(4Kn)/512byteエミュレーション(512e)の2種類で、両者の仕様は僅かに異なる。主な仕様は下表の通り。

セクターサイズ 記憶容量 ディスク枚数 ヘッド本数 平均シークタイム(リード/ライト) 面記録密度 継続転送速度
512n 1.2TB 3 6 3.3〜3.5/3.8〜4.2ms 899Mbit/平方mm 129〜224MB/sec
900GB 3 5
600GB 2 3
300GB 1 2
4Kn/512e 1.8TB 4 8 3.3〜3.7/3.8〜4.4ms 961Mbit/平方mm 146〜247MB/sec
1.2TB 3 6
900GB 2 4
600GB 2 3
450GB 1 2

 共通仕様として、騒音は34dB、非動作時対衝撃性は300G(2ms)、MTBFは200万時間、年間平均故障率(AFR)は0.44%で、5年間の製品保証が付属する。本体サイズは70.1×100.45×15mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約227g。

(劉 尭)