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レノボ、ThinkPad T/X/W/Edgeなど一部のバッテリを自主回収
~米国で2件の発熱事故、無償交換へ
(2014/3/28 11:46)
レノボ・ジャパン株式会社は28日、2010年10月~2011年4月にかけて出荷された「ThinkPad」の一部シリーズのバッテリを自主回収すると発表した。
米国で2件の発熱事故があったことを受け、バッテリの自主回収を行なう。なお、日本国内では事故の報告がないとしている。
対象ノートPCはThinkPad Tシリーズが410/420/510、Wシリーズが510、Xシリーズが100e/120e/200/201/201s、Edgeシリーズが11/13/14。また、オプション製品の43R9255、51J0500、57Y4186、57Y4564、57Y4565、57Y4625、57Y4559、43R9254、0A36277も対象となる。
上記には3/4/6/9セルのバッテリが搭載されている。
対象のバッテリ部品番号(ASM P/N)は42T4695、42T4711、42T4798、42T4804、42T4812、42T4822、42T4828、42T4834、42T4840、42T4890。この中の一部が、今回の自主回収の対象となる。
対象かどうかは、同社が提供している判別プログラム「自動ソリューション」をインストールし、実行することで確認できる。また何らかの原因で自動ソリューションが利用できない場合は、同社ホームページ上でバッテリのバーコードを入力することで確認できる。
対象だった場合そのまま交換プログラムへの申し込みが可能。申し込み後約1週間でレノボから交換のバッテリが送付されるので、古いバッテリをその箱に梱包し、返送用伝票を貼り付けて返送する。交換用バッテリには90日間の保証が付く。
なお、新しいバッテリが送付されるまで、バッテリを外し、ACアダプタでの利用を呼びかけている。