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日本AMD主催イベントで著名BF4プレーヤーがMantleの効果を実演

〜Kaveriを買うとBF4がもらえるキャンペーンも実施

イベント会場
3月11日 実施

 日本AMD株式会社は11日、APU「A10-7000」の発売を記念した「MANTLE体験イベント in 秋葉原」を東京・秋葉原のアキバナビスペースで開催した。

 プレゼンテーションは17時および19時から行なわれ、それぞれ前半は日本AMDマーケティングスペシャリスト井戸川淳氏が新製品・技術について紹介を行ない、後半は「バトルフィールド4」(BF4)のオンライン大会を運営するJapan Competitive Gaming(JCG)の花山慎一氏の解説と、クラン「BYCM」に所属する著名プレーヤーDustelBox氏の実演を交えたMantle対応版BF4の紹介が行なわれた。

 井戸川氏のプレゼン内容は概ね1月にツクモパソコン本店で行なわれたミニイベントのものとほぼ同じなので詳しい紹介は省略するが、当初よりAMDはKaveriのコストパフォーマンスの高さを訴求していた。

 実際、発売になってその点はユーザーに認知され、慢性的な品不足が続いているほどだ。井戸川氏によると、AMDのAPU(CPU)でここまでの勢いで売れたのは数年ぶりのことだという。今回、ある程度の入荷が確保できたことと、Mantle対応ドライバが準備できたということで、改めてAPUの魅力を伝えるイベントが開催された。

 Kaveriの人気を支えている大きな要素の1つが2月に対応ドライバが公開されたMantleである。この新APIを使うことで、APU/GPUのグラフィックスボトルネックが大幅に解消され、DirectX版と比べOXIDE GAMESの「Star Swarm」ベンチマークでは最大200%の性能向上が得られるといい、今回そのMantle対応版Star Swarmのデモが実演された。現時点ではBF4以外の対応タイトルがないが、20タイトルが対応を表明しているという。

会場内の様子
日本AMD井戸川氏
デモに使われたA10-7850K+Radeon R9 290X搭載機

 また、実際のゲームでも、BF4ではMantleによって最大45%性能が向上する。ユーザーに必要なのは、Mantleに対応したAPU/GPUを用意し、Mantle対応のβ版ドライバをAMDのサイトからダウンロードし、BF4のOPTIONS画面で、GRAPHICS APIをMantleに変更するだけだ。

 BF4のような対戦型FPSでは、少しでもフレームレートが高い方が対戦を有利に進められる。その点で、DustelBox氏は素直にMantle対応を知って感激したという。実演では、A10-7850KとRadeon R9 290Xを搭載したシステムで、BF4の画質をULTRA設定にしても平均90FPS程度を維持しており、DustelBox氏はスムーズで正確な射撃を決めていた。

 ちなみに、上級プレーヤーは、120Hz対応液晶で120fpsを維持できるよう、ゲームの画質を落としてでもフレームレートを上げる設定を行なっており、60fpsと120fpsでは如実にできることが変わってくるのだという。花山氏は、Mantle対応APU/GPUを使えば、120fps環境をより安価に、あるいは同じ出費でもフレームレートを例えば80fpsから120fpsに引き上げられるようになるとした。また、自身もBF4をプレイする花山氏は、最初のバージョンのドライバこそ安定性に欠けていたが、現在では8時間プレイし続けても全くクラッシュせず、安定していると語った。

 今回のイベントに併せAMDでは、「MANTLE始めました。キャンペーン」を11日から開始した。4月13日までにA10-7000シリーズを購入し、応募すると、先着1,000人までBF4のダウンロードクーポンがもらえる。

 このほか、会場にはASUS、ASRock、GIGABYTE、MSIのマザーボード・ビデオカードや、ドスパラ、マウスコンピューター、iiyama、TSUKUMOのAPU搭載ゲーミングPCが展示され、各社担当者がユーザーからの質問に答えるなどしていた。

Star SwarmベンチではMantleで性能が3倍に向上
BF4では45%伸びる
今後もMantle対応タイトルは順調に増える予定
JCGの花山慎一氏
Mantleは性能だけでなく、安定性も確保しているという
DirectX版(右)とMantle版(左)の比較動画。同じシーンだがフレームレートがはっきりと向上している

(若杉 紀彦)