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【詳報】シャープ、15.6型3,200×1,800ドットのWindowsタブレット

〜画面共有可能な60/70型電子黒板も

「RW-16G1」
3月 発売

価格:オープンプライス

 シャープ株式会社は、15.6型WQHD+液晶を搭載するWindows 8.1タブレット「RW-16G1」および、60/70型タッチディスプレイ「BIG PAD」2機種4モデルを3月より順次発売する。価格はオープンプライス。

A4サイズをほぼ原寸で表示できるタブレット

 RW-16G1は、ビジネス向けに、A4サイズのデータをほぼ原寸(約92%)で表示できることをウリとした15.6型タブレット。IGZO液晶を搭載し、解像度は3,200×1,800ドットで、画素密度は235ppiと高精細。また指によるタッチ操作に加え、256段階筆圧対応デジタイザが付属し、電子資料に簡単に手書きでメモを添えられる。

キーボードとマウスを組み合わせた例

 15.6型ながら、重量は約1.25kgと軽量だが、IGZOによる省電力性により約9時間のバッテリ駆動時間を確保。ハードウェアの主な仕様は、Core i5-4200U(1.6GHz、ビデオ機能内蔵)、メモリ4GB、SSD 128GB、Windows 8.1 Pro(64bit)、インターフェイスは、USB 3.0×3、HDMI(1.4a)出力、Mini DisplayPort(1.2、4K出力対応)、SDカードスロット、IEEE 802.11ac/a/b/g/n無線LAN、Bluetooth 4.0、NFC、200万画素カメラなどと、タブレットとして高い性能と豊富なインターフェイスを備え、オフィス内ではキーボードやマウスなどを繋いで、デスクトップとしても利用できる仕様とした。

 このほか、加速度、地磁気、ジャイロ、照度センサー、TPM1.2、セキュリティースロット、ステレオスピーカー、音声入出力端子を装備する。

 本体サイズは約382.8×244.5×12.5mm(幅×奥行き×高さ)。バッテリ容量は44Wh。ペーパーレス会議支援ソフトや、モバイルOSのような操作感で利用環境に合わせて本体設定を簡単に変更できる「QuickAgent」UIを搭載する。

 なお、同社は先だって10.1型のビジネス向けタブレットを「Mebius Pad」ブランドで発表しているが、本製品にMebius Padのブランドがないのは、LTE機能がないためという。

 発売は3月で、本体単体の想定価格は26万円前後。

上面に排気スリットと電源ボタン
右側面にUSB 3.0、HDMI、Mini DisplayPort、SDカードスロット、セキュリティースロット
左側面に音声入出力とUSB 3.0×2
下面
裏面。なおNFCは前面上側にある
付属のデジタイザ

電子黒板にもなるタッチディスプレイ

BIG PAD PN-L703A

 大型タッチディスプレイBIG PADは、60型(型番:PL-L603)と70型(PL-L703)の2機種があり、それぞれタッチディスプレイ単機能の型番末尾Bシリーズと、ホワイトボード機能を備えた型番末尾Aシリーズの計4モデルが用意される。

 2世代目となるBIG PADシリーズで、Aシリーズは、タッチペンにより色を変えつつ最大4人で同時書き込みが可能。タッチパネルは自社開発で、従来機より約1.4倍高速な秒間200回の処理でタッチペンの位置を検出し、書き心地を向上。また、新たにタッチペン先端に感圧センサーを内蔵し、軽いタッチでもスムーズに描けるほか、タッチペンにページ送り/戻しボタンを搭載した。このほか、起動時間は約5秒に短縮されている。

 BIG PADと今回発表のRW-16G1には、電子会議や電子授業などに応用可能なミーティング支援ソフト「タッチディスプレイリンク2.0」を搭載。BIG PADに表示されてる画面や、書き込んだ内容を、無線でタブレットに配信でき、タブレットからもBIG PADに書き込みできる。BIG PAD 1台に対して、50台までのモバイル端末を接続できる。なお、タッチディスプレイリンク2.0は、iOSやAndroid版もある。

 作成したり、書き込んだ資料などは、社内外からアクセスできるクラウド型ストレージサービス「Data Cabinet Online」に保存できる。

 発売日は70型が3月10日、60型が4月10日。単体の想定価格は60型Bが66万円、60型Aが81万円、70型Bが86万円、70型Aが100万円前後。

 なお、今回発表の製品は、ソリューションとしての一括導入を前提としており、タブレット含め、店頭などで個人が単体購入することはできない。

(若杉 紀彦)