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Broadcom、3GHz動作のサーバー向けARMプロセッサを発表

~64bit対応のARMv8アーキテクチャを採用

10月15日(現地時間) 発表

 米Broadcomは15日(現地時間)、64bitのARMv8コアを採用するサーバー向けプロセッサを発表した。

 ARMのブランドでは「Cortex-A57」で採用されている64bit対応のARMv8アーキテクチャを採用。製造プロセスは16nm Fin-FETで、動作クロック3GHzのクアッドコアプロセッサとなる。

 ネットワーク仮想化技術の1つであるNFV(Network Function Virtualization)で高いスループットを発揮するよう最適化されている点も特徴。Broadcomでは、プログラミングモデルやツール、API、ライブラリの標準化や、移植性を高めるなど、ARMアーキテクチャ上でのNFVソフトウェア環境の整備にARMと協力して取り組んでいくとしている。

 なお、このプロセッサの詳細は、16日(現地時間)に開催される米Linley Group主催のProcessor Conference 2013で明らかにするとしている。

(多和田 新也)