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東芝、世界最小の64Gbit NANDフラッシュメモリを開発

5月21日 発表

 株式会社東芝は21日、第2世代の19nmプロセスを用いた64Gbit NANDフラッシュメモリを開発したと発表した。5月より量産を開始する。

 東芝はSanDiskと共同で第1世代の19nmプロセスNANDフラッシュメモリを2011月4月に開発。第2世代では、周辺回路の工夫により、2bit/セルのMLC 64Gbit NANDフラッシュメモリとして、世界最小となる94平方mmのチップサイズを実現。また、独自の高速書き込み回路により、2bit/セル品として世界最速クラスの25MB/secの書き込み速度を達成した。

 同社では同プロセスを採用した3bit/セル品も開発中で、2013年度第2四半期に量産開始予定。eMMC対応コントローラを新開発し、スマートフォンやタブレットに搭載するほか、SSDへの対応を進め、ノートPCへの搭載も目指す。

(若杉 紀彦)