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ASUS、2枚の液晶を搭載する「TAICHI」の13.3型モデルを発表

TAICHI 31
4月12日 発表(現地時間)

 台湾ASUSは12日(現地時間)、天板の表裏に液晶ディスプレイを搭載する「TAICHI」シリーズの13.3型モデル「TAICHI 31」を発表した。2012年のCOMPUTEX TAIPEIで、TAICHIには11.6型と13.3型をラインナップすることを発表していたが、海外で2012年10月に発表されている11.6型モデルに遅れること約6カ月を経て製品化された。国内での発売については不明。

 TAICHIシリーズは、天板の内側と外側にそれぞれ液晶ディスプレイを搭載することを特徴とするUltrabook。通常のクラムシェル型で利用する「ノートブック」モード、天板を閉じて外側液晶のみで利用する「タブレット」モード、内外の液晶に同じ内容を表示する「ミラー」モード、別々の内容を表示する「デュアルスクリーン」モードという4パターンのスタイルで利用できる。ディスプレイは11.6型同様にIPSパネルを用いたフルHD(1,920×1,080ドット)表示対応の10点タッチ対応液晶を採用。

 具体的なラインナップについては明記されていないが、CPUはCore i7-3537U(2GHz、ビデオ機能内蔵)/3517U(1.9GHz、同)またはCore i5-3317U(1.7GHz、同)、Intel QS77 Expressチップセット、メモリ4GB、SSD 128/256GB、Windows 8/8 Proの仕様が提示されており、11.6型モデルと同じく複数のモデルが用意されるものと見られる。

 インターフェイスは、HD対応Webカメラ、IEEE 802.11a/b/g/n対応無線LAN、Bluetooth 4.0、SDカードスロット、USB 3.0×2、Micro HDMI出力、Mini VGA、音声入出力など。

 バッテリは53Whのリチウムポリマー。駆動時間は5時間。本体サイズは339.2×228×3~17.4mm。重量は1.56kg。

(多和田 新也)