イーフロンティア、TVや録画をリモート視聴する「Slingbox」の新モデル

Slingbox 350の背面

　株式会社イーフロンティアは、TVチューナやレコーダの映像/音声を、インターネット経由で視聴できるデバイス「Slingbox」シリーズの最新モデルとなる「Slingbox 350」を3月22日に発売する。価格は19,800円。従来の「Slingbox PRO-HD」使用者は、3月21日までに申し込み予定数に未達であれば、4,000円引きの15,800円で購入できる。

　Slingboxは、TVチューナ/レコーダの映像を入力し、インターネット経由でPCやタブレット/スマートフォンから視聴できるデバイス。従来モデルのSlingbox PRO-HDの本体サイズ340×150×55mm(幅×奥行き×高さ)から、180×110×45mm(同)へと大幅に小型化し、設置面積を61%削減した。

　また、従来モデルが1080i(1,920×1,080ドット/インターレース)であったのに対し、本製品では1080p(同プログレッシブ)に対応。

　さらに、赤外線を用いたリモコンを使うチューナ/レコーダに対し、本製品から赤外線を発光させてインターネット経由で操作できるが、本製品ではその赤外線発光用LEDを本体の前面と左右に内蔵するほか、設置場所の都合で赤外線信号が届かない場合に備えて、外付けのリモコン発光ユニットが付属する。

　チューナ/レコーダからの入力はコンポジットビデオ、コンポーネントビデオ、ステレオオーディオ(RCA)。同じインターフェイスで1系統の出力も備える。

　対応OSはWindows Vista/7/8、Mac OS X 10.6。タブレット/スマートフォンはAndroid、iOSに対応。視聴にあたっては、HD画質利用時で2Mbps以上、SD画質利用時で600Kbps以上、モバイル利用時250Kbps以上の回線速度が必要としている。