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Cooler Master、メンテナンス性に優れるボックス型ケースなど
~“サソリ”デザインのマウスケーブルスタンドも
(2013/1/24 13:06)
Cooler Masterは、ボックス型PCケース「HAF XB」、Cherry MXスイッチ採用キーボード「Trigger」シリーズ、ユニークなデザインのマウスケーブルスタンド「Skorpion」、ゲーマー向けヘッドセット「Sirus S」を2月1日に発売する。価格はいずれもオープンプライス。
HAF XBは、天板を外してケース内に手を入れられる横置きのボックス型PCケース。マザーボードベースはスライド可能でトレイにパーツを付けたまま横に引き出せる。頻繁にパーツを交換/メンテナンスするPC自作はやオーバークロッカーらに最適な環境を提供できるとしている。
ファンは前面に120mm角×2を搭載。オプションで背面に120mm角と80mm角×2、天板に200mm角を追加できる。前面/天板はメッシュ状、側面に通気孔を備える。CPUクーラーは高さ180mm、ビデオカードは長さ334mmまで対応。
内部は2段構造になっており、上段にマザーボード、下段に電源ユニットと各ベイを備える。ベイ数は5インチ×2、2.5/3.5共用×2、2.5インチ×4。2.5/3.5インチ共用ベイは、「X-dock」と呼ばれるホットスワップ対応のベイを採用する。フロントインターフェイスはUSB 3.0×2、オーディオ入出力。
本体サイズは442×423×330mm(幅×奥行き×高さ)。重量は約8.2kg。店頭予想価格は16,000円前後の見込み。
Triggerシリーズは、Cherry MXスイッチを採用したゲーマー向けキーボード。「Trigger 赤軸」、「Trigger 黒軸」、「Trigger 青軸」の3モデルをラインナップし、店頭予想価格は赤軸モデルが16,000円前後、黒軸および青軸モデルが15,000円前後の見込み。
日本語108キーのほか、マクロキーを5個備えており、専用ソフトを用いてマクロを割り当てることができる。なお、設定においてはソフトが必要だが、登録したマクロは本体内のメモリ(64KB)に記録されるので、使用時には不要。
スペースキーを除く全キーにLEDバックライトやWindowsキーの無効化機能も搭載。ボディ周囲には滑り止めのアンチスリップラバーを装備するほか、パームレストも付属する。
ポーリングレートは1,000Hz。インターフェイスはUSB 2.0。本体サイズは475×162×25mm(同)。重量は1.26kg。対応OSはWindows XP/Vista/7/8。
Skorpionは、マウスケーブルを固定するためのスタンド。製品名のとおり“サソリ”風デザインが特徴。店頭予想価格は3,300円前後の見込み。
マウスケーブルを空中に固定することで、キーボードなどに当たって操作の妨げになることを防ぐことができるゲーマー向けのアクセサリで、同社では「有線マウスをあたかも無線マウスのような快適な操作性に変える画期的なマウスケーブルスタンド」としている。
鉄製コアによる重量(現時点で未公表)と、足裏の高グリップゴムにより高い安定性を確保。マウスケーブルを通す溝はケーブルの太さに関わらずしっかりと支えられる特殊な形状になっているという。また、3本の足とアームは取り外せ、持ち運びも容易にしている。本体サイズは150×130×85mm(同)。
Sirus Sは、8ドライバーを搭載したゲーマー向けヘッドセットで、店頭予想価格は12,000円前後の見込み。
ヘッドフォンは密閉ダイナミック型で、フロント/リア/センター/サブウーファの4ドライバーを各耳に装備し、合計で8ドライバーを搭載する5.1chサラウンド再生に対応。ドライバーユニットはフロント/リア/センターが30mm、サブウーファが40mm。感度は105db、周波数特性は10~20,000Hz。インピーダンスはフロント/リア/センターが32Ω、サブウーファが16Ω。
マイク部は使用時だけ口元に回すことができるほか、ミュートを示すインジケータを装備。単一指向性タイプで、感度は33dB、周波数特性は100~10,000Hz、インピーダンスは2.2kΩ。
インターフェイスは3.5mmミニジャック×4と電源供給用のUSB。ケーブルの途中には、音量調節などを行なえるインラインリモコンを装備。イヤーパッドは標準装備の布タイプのほかに、レザータイプも付属する。