株式会社ドスパラは23日、パーツショップ「ドスパラ」の20周年記念の式典を開催。さらに、12月に発売するオリジナルタブレット「ドスパラタブレットA07I-D15A」のお披露目を行なった。
現在「ドスパラ」の名称でお馴染みの店舗は1992年に「DOS/Vパラダイス」の名称で誕生した。運営会社である株式会社ドスパラの取締役社長である畑谷浩治氏は、「当時はDOS/V PC販売店としてスタートし、1995年のWindows 95ブームやパーツ販売隆盛の波に乗って成長することができた。1990年代後半にはBTO PCの販売を開始。2003年には店名を皆様から呼称されていたドスパラに変更し、近年はインターネット通販分野にも進出している。今後のビジネスついてはさまざまな課題が存在していることは認識しているが、新しい商品をいち早く、多くのお客様に提供するという基本に則り、今後もビジネスを続けていきたい。また、20周年を迎えることが出来たのはお取引各位とお客様のおかげであることを感謝申し上げたい」と挨拶した。
20周年記念式典が開催されたドスパラ秋葉原本店 | 畑谷浩治氏 |
なお、ドスパラの運営会社だった株式会社サードウェーブは、2012年8月1日付けで、製造事業、小売事業、法人向け販売事業の機能強化とさらなる発展成長を目指し事業分野ごとに分社化。ドスパラの運営会社は、株式会社ドスパラとなっている。
来賓として、インテル株式会社クラウドコンピューティング事業本部リセラーチャネル事業部事業部長の早船淳司氏、NVIDIAマーケティング本部部長の林憲一氏、日本AMD株式会社ジャパン ゼネラルマネージャーの稲川公裕氏、日本マイクロソフト株式会社OEM統括本部第四営業本部部長の中薗直幸氏が来場し、ドスパラ20周年に帯する祝辞を述べた。
最後に畑谷社長による三本締めが行なわれ、来賓、式典に参加した来店者と共に20周年を祝ってイベントを締めくくった。
その後、畑谷社長から、「今回初めてのご披露させて頂く」と12月に発売予定のドスパラオリジナルタブレット「ドスパラタブレットA07I-D15A」が初公開された。
ドスパラタブレットは、「高性能タブレットでネットも動画も最大限に楽しむ」を目的とした、7型IPSマルチタッチパネル液晶を搭載したタブレットで、価格は9,980円を予定している。
OSはAndroid 4.1で、CPUにAmlogic8726-M6(Cortex-A9デュアルコア1.5GHz)を搭載。GPUもMali-400 MPと比較的強力なスペックとなっている。メモリはDDR3 1GB、ストレージは8GB。
インターフェイスにIEEE 802.11b/g/n無線LAN、200万画素カメラ、加速度センサー、内蔵モノラルスピーカー、内蔵マイク、3.5mmヘッドフォン出力端子、microSDスロット、miniHDMI、MicroUSBを搭載している。バッテリ駆動時間は約6時間。
発売は12月中を予定しているが、11月23日からドスパラのインターネットサイトで予約を始めている。
ドスパラ・畑谷社長から12月にオリジナルタブレット「ドスパラタブレットA07I-D15A」を発売することが発表された | A07I-D15A | |
別画面 | 背面 | スロットがある側面 |
(2012年 11月 26日)
[Reported by 三浦 優子]