テックウィンド株式会社は、Windows 8ソフトウェア開発者向けの10点マルチタッチ対応一体型PCベアボーンキット「AIOH61-01」を発売した。出荷は12月中旬。価格は要問合せ。
Windows 8のハードウェア認定プログラムを取得済みで、投影型静電容量方式による10点マルチタッチ入力に対応した23.6型液晶一体型のデスクトップPC。ソフトウェア開発者向けの製品として位置づけており、コンシューマ向けとして使えるほか、会社の受付案内や勤怠管理システムなどの法人ユース、POS端末やデジタルサイネージ、キオスク端末などの組み込み向けとしての利用を想定している。
ベアボーンとしての主な仕様は、Intel H61 Expressチップセット、DVDスーパーマルチドライブ、1,920×1,080ドット(フルHD)表示対応23.6型ワイド液晶ディスプレイなどを搭載。別途用意するものは、LGA1155対応のCPU(Sandy BridgeまたはIvy Bridge)、DDR3 SODIMM(速度は最大1,333MHz、容量は最大8GB)、2.5インチまたは3.5インチのSSD/HDD、およびOS。
インターフェイスは、USB 3.0×2、USB 2.0×4、IEEE 802.11b/g/n対応無線LAN、130万画素または200万画素Webカメラ、HDMI入力、HDMI出力、ミニD-Sub15ピン、Gigabit Ethernet、音声入出力などを備える。
本体サイズは576×64.2×410mm(幅×奥行き×高さ)、重量は9~11kg。
なお、CPUにCore i3-3220(3.3GHz)、メモリ4GB、Intel SSD 330シリーズ 120GB、Windows 8 Pro(64bit)版を組み込み済みの完成品も用意される。販売予定価格は84,980円。
(2012年 11月 19日)
[Reported by 劉 尭]