株式会社MetaMojiは、手書きノートアプリ「Note Anytime」のWindows 8版をWindowsストアで発売した。Windows RT版も近日発売。無償版とPremium版があり、後者の価格は3,800円だが、当面は1,950円のキャンペーン価格で販売される。
タブレットを対象とした、手書きで文字や図形を入力するノートアプリ。9月からiPad版が提供されており、このたびWindowsストアでWindows 8/RT版が発売されることになった。Windows 8 UIに完全対応し、スナップ状態でも利用可能。
手書き入力した図形はベクターデータとして扱われ、拡大縮小や回転などの編集が高速にできるほか、とりあえず入力しておき、後から自由にスタイルや体裁を編集できる。また、PDFを読み込んで、その上に手書きすることもできる。
ペン先は実線、点線に加え、日本語と英語に適したカリグラフィー2種類を用意。また、有償アドオンのカスタマイズカリグラフィーペン(400円)を利用すると、ペン先の角度、太さ、軌跡などを細かく調整できる。
このほかの特徴として有償アドオンとなるが、手書き認識変換システム「mazec」に対応。同アドオンを入れると、手書きで入力した文字を、後からテキストに変換できる。mazecアドオンは日本語を含む13カ国語が用意され、価格は各600円。
作成したノートは、MetaMoji独自のクラウドシステム「DigitalCabinet」に環境ごと保存され、iPad/Windows 8の双方で同期される。
なお、Premium版には、上述のアドオン全てが同梱されている。
Windows 8に完全対応 | ペン先にカリグラフィーペンを用意。有償でカスタマイズも可能 | mazecアドオンを使うと、手書き文字の後から変換も可能 |
(2012年 10月 25日)
[Reported by 若杉 紀彦]