NEC、国内大手メーカー初のWindows RT搭載11.6型「LaVie Y」
~キーボード搭載でヒンジが360度回るハイブリッド型

LaVie Y

11月22日 発売

価格:オープンプライス



 NECパーソナルコンピュータ株式会社は、Windows RTを搭載するキーボード付きのハイブリッド端末「LaVie Y」シリーズを11月22日より発売する。店頭モデルは「LY750/JW」の1モデルが用意され、店頭予想価格は9万円前後の見込み。

 国内大手メーカーで初のWindows RTマシン。プロセッサはNVIDIAのTegra 3 1.30GHz。キーボードを標準搭載し、通常のノートPCのクラムシェル形状だけでなく、ヒンジ部分で360度回転可能で、約300度開いてフォトフレームのように立てかけたり、回しきってタブレット状態にして使用できる。ディスプレイは広視野角タイプの1,366×768ドット表示対応11.6型タッチパネル液晶を搭載。タブレット時のキーボード部分を守る保護ケース、液晶保護フィルムを同梱する。

テントのように立てた状態キーボード面をスタンドにした状態縦方向のタブレット状態

 そのほかの仕様は、メモリ2GB、フラッシュメモリ64GBを搭載。Office 2013 RT Previewがプリインストールされ、Windows Updateで正式版を提供予定。インターフェイスはUSB 2.0×2、IEEE 802.11b/g/n無線LAN、Bluetooth 4.0+LE、HDMI出力、SDカードスロット、92万画素Webカメラ、音声入出力などを装備。加速度センサーやコンパス、ジャイロセンサーを内蔵する。

 バッテリ駆動時間は、ローカル保存の1080p動画再生で約8時間、無線LAN接続時のインターネットで約8時間、スリープ時は約320時間。本体サイズは298×204×15.6mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約1.24kg。

(2012年 10月 19日)

[Reported by 山田 幸治]