Mobile In Style、edenTABをAndroid 4.0にアップデート

edenTAB

9月6日 開始



 Mobile In Style株式会社は6日、Androidベースの7型タブレット端末「edenTAB」をAndroid 4.0.3にするシステムアップデートを公開した。Wi-Fiモデルおよび3Gモデル両方が対象。

 更新により、OSが従来のAndroid 2.3.3ベースからAndroid 4.0.3となる。アップデートはホームページよりファームウェアの圧縮ファイルをダウンロードした後、圧縮ファイル内のimageフォルダをmicroSDカードのルートフォルダにコピーし、一旦本体の電源を落とし、その後電源ボタンとボリュームダウンボタンの同時押し起動で適用できる。

 アップデートには本体に500MB以上の空き容量と、microSDカードが必要となる。ダウンロードサイズは193MBで、Wi-Fiモデル用と3Gモデル用が分かれている。アップデートするとファームウェアのバージョンが5.22となる。

 なお、編集部でアップデートを行なったところ、そのままだとWi-Fiがうまく動作しなかったが、案内ページにもある通りシステムをファクトリーリセットすることで解消した。また、従来はGoogle Playが公式で使えなかったため利用できなかったいくつかのアプリが、4.0.3への更新をもって利用できるようになったことも確認できた。

 動作に関してはほぼ従来と変わらないが、UIがやや引っかかるような印象も受ける。edenTABはアップデートが比較的頻繁で、Android 4.xへのアップデートは今回が初のため、今後改善されていくことに期待したい。

Android 4.0.3になったedenTAB。従来通り専用のランチャーが起動するため、見た目は従来とさほど変わらないバージョン情報を参照すると、きちんと4.0.3ベースになっていることがわかる
ランチャーをAndroid 4.0.3デフォルトに設定したところChromeなど、4.0専用アプリも利用できるようになっている

(2012年 9月 6日)

[Reported by 劉 尭]