Mobile In Style株式会社は6日、Androidベースの7型タブレット端末「edenTAB」をAndroid 4.0.3にするシステムアップデートを公開した。Wi-Fiモデルおよび3Gモデル両方が対象。
更新により、OSが従来のAndroid 2.3.3ベースからAndroid 4.0.3となる。アップデートはホームページよりファームウェアの圧縮ファイルをダウンロードした後、圧縮ファイル内のimageフォルダをmicroSDカードのルートフォルダにコピーし、一旦本体の電源を落とし、その後電源ボタンとボリュームダウンボタンの同時押し起動で適用できる。
アップデートには本体に500MB以上の空き容量と、microSDカードが必要となる。ダウンロードサイズは193MBで、Wi-Fiモデル用と3Gモデル用が分かれている。アップデートするとファームウェアのバージョンが5.22となる。
なお、編集部でアップデートを行なったところ、そのままだとWi-Fiがうまく動作しなかったが、案内ページにもある通りシステムをファクトリーリセットすることで解消した。また、従来はGoogle Playが公式で使えなかったため利用できなかったいくつかのアプリが、4.0.3への更新をもって利用できるようになったことも確認できた。
動作に関してはほぼ従来と変わらないが、UIがやや引っかかるような印象も受ける。edenTABはアップデートが比較的頻繁で、Android 4.xへのアップデートは今回が初のため、今後改善されていくことに期待したい。
Android 4.0.3になったedenTAB。従来通り専用のランチャーが起動するため、見た目は従来とさほど変わらない | バージョン情報を参照すると、きちんと4.0.3ベースになっていることがわかる |
ランチャーをAndroid 4.0.3デフォルトに設定したところ | Chromeなど、4.0専用アプリも利用できるようになっている |
(2012年 9月 6日)
[Reported by 劉 尭]