日本マイクロソフト株式会社は、タッチによるスクロールに対応したBluetoothマウス「Sculpt Touch Mouse」(スカルプト タッチ マウス)、「Wedge Touch Mouse」(ウェッジ タッチ マウス)を9月7日に発売する。価格は前者が4,935円、後者が6,930円。
いずれもMicrosoftのハードウェア事業30周年の節目に開発された製品。対応OSはWindows 7/8/RT、およびMac OS X 10.6以降。同社が新発売するハードウェアとしては初のWindows 8/RT正式対応とみられる。
Sculpt Touch Mouseは、先に発売された「Explorer Touch Mouse」を彷彿とさせる縦に細長いタッチセンサーを装備し、表面を前後左右になぞることで4方向のスクロールができる。また、タッチセンサーは上/中/下部が3ボタンとなっており、進む/戻る/ホイールクリックに相当する操作が可能。
センサーはBlueTrackを採用し、解像度は1,000dpi、スキャン速度は8,000fps。接続はBluetooth 3.0を利用し、通信距離は約10m。バッテリは単3形×2で、駆動時間は約9カ月。本体サイズは約65×96×33mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約110g(電池込み)。
Wedge Touch Mouseは、くさび形のシャープなデザインを採用し、本体サイズが約61×55×21mm(同)、重量が約54g(電池込み)と小型軽量なタッチ対応マウス。Androidタブレットへの対応も謳う。Sculptと同様表面をなぞることで4方向のスクロールが可能。本体後部には電池残量を知らせるインジケータを備える。
センサー部の仕様や通信方式はSculptと共通。ボタンは2ボタン。電池は単3形×1で、駆動時間は約4カ月。
Wedge Touch Mouse | バッテリ室 | 本体底面 |
このほか、Bluetooth接続のコンパクトキーボード「Wedge Mobile Keyboard」も同時発売する。価格は7,980円。
本体サイズが約257×101×21mm(同)、重量が約462gと小型のBluetoothキーボード。キーボードカバーが付属し、2つ折りにすることでタブレットのスタンドとして利用できる。また、Windows 8向けのショートカットキーや、メディアコントロールキーを装備する。Android、iOSタブレットにも対応する。
キー数は84キー。通信はBluetooth 3.0で、通信距離は約10m。電池は単4形×2で、駆動時間は約6カ月。
本製品を法人向けにパッケージングした「Wedge Mobile Keyboard for Business」も9月14日に発売する。価格は6,405円。
Wedge Mobile Keyboard | タブレットスタンドにもなるキーボードカバー |
(2012年 7月 31日)
[Reported by 劉 尭]