Lian Li、マザーボードを前後逆に配置するXL-ATX対応ケース

PC-100B

12月13日 発売
価格:オープンプライス



 株式会社ディラックは、台湾Lian Li製のXL-ATX対応アルミケース「PC-100B」を12月13日に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は24,800円前後の見込み。

 最大の特徴は、マザーボードの向きを前後逆に配置し、バックパネルI/Oや拡張スロット部がフロントに来る構造になっていること。このためフロントパネルI/Oへの配線が不要とした。VGAケーブルやLANケーブルなどは本体左側面のスルーホールから接続する。

 ファンの吸排気も逆となり、リアファンが吸気、フロントファンが排気となる。内蔵ドライブは本体側面のフレーム部に取り付ける仕組みで、3.5インチまたは2.5インチHDD/SSDを6基搭載できる。また、底面にも2.5インチシャドウベイを2基装備。マザーボードトレイ背面にケーブルマネジメント機構を搭載する。

 このほか、洗えるダストフィルタ、最長400mmまでの拡張カードへの対応、最長220mm電源ユニットのサポートも謳われている。対応フォームファクタはExtended ATX/XL-ATX/ATX/microATX、拡張スロットは8基。ファンは前面に120mm角を1基、リアに140mm角を2基装備する。

 本体サイズは210×530×472mm(幅×奥行き×高さ)、重量は5.95kg。

本体内部I/Oパネル部のカバーは取り外し可能ケーブルは本体側面から接続する

(2011年 12月 8日)

[Reported by 劉 尭]