Western Digital、タイでのHDD製造を1週間前倒しで再開
〜ただし、一部設備は依然水没し、完全な復旧は春以降に

12月1日(現地時間)発表



 米Western Digitalは1日(現地時間)、タイ工場での現況について声明を発表した。

 これによると、タイBang Pa-inの1つの工場では、10月15日の時点で2m近く浸水していたが、11月17日までに排水を完了。その後同月26日には電源が復旧し、30日にはHDD製造を再開するに至った。

 これは当初の内部予定より1週間早いスケジュールだが、同じくタイのNavanokorn工場は依然として60cm近く浸水したままで、水が引くまでには後10日ほどかかる予定。また、Bang Pa-inのヘッドスライダの製造再開は第3四半期(1〜3月)になる見通し。

 同社では、第2四半期(10〜12月)の業界全体でのHDD需要は1億7千万〜1億8千万台となるが、それに対する供給量は1億2千万台程度に限られていることから、供給の逼迫は第3四半期まで、あるいはそれ以降も続くものとみている。

 なお、同社はタイの洪水に関連する経費として2億2,500万〜2億7,500万ドルを第2四半期に計上する予定。

(2011年 12月 2日)

[Reported by 若杉 紀彦]