株式会社バッファローは、Cloud Enginesのパーソナルクラウド「Pogoplug」機能を搭載したネットワーク接続HDD「リンクステーション クラウドエディション」を11月下旬より発売する。
「CS-X」シリーズ |
2ドライブでRAID 1対応の「CS-WV/R1」シリーズは、2TB×2(計4TB)の「CS-WV4.0/R1」が57,855円、1TB×2(計2TB)の「CS-WV2.0/R1」が46,725円。1ドライブの「CS-X」シリーズは、2TBの「CS-X2.0」が29,925円、1TBの「CS-X1.0」が24,360円。
対応OSはWindows XP/Vista/7、Mac OS X 10.4以降。スマートフォン/タブレットはAndroid 2.1以降、iOS 4.2以降。ネットワークインターフェイスはGigabit Ethernet。
2011年1月のInternational CESで、バッファローの米国法人が発表した家庭向けNASの国内モデル。最大の特徴がPogoplugで、保存した動画や音楽、写真などにインターネット経由でアクセスし、再生できる。ファイル共有にも対応する。
iOS、AndroidそれぞれにPogoplugアプリケーションが用意される。動画はモバイル機器で再生可能な形式に自動変換する機能を搭載。特に、CS-WV/R1シリーズは、動作クロック1.6GHzの高速CPUで変換処理も速いとしている。
PCはWebブラウザからアクセスできるほか、Windowsのエクスプローラでドライブとして扱える専用ソフトウェアも用意される。HTML5対応Webブラウザでは、ブラウザ内で動画や音楽の再生も可能。また、DLNAにも対応し、PCやTV、ゲーム機などからの再生も行なえる。
CS-WV/R1シリーズは2台のHDDをRAID 1(ミラーリング)、1台ずつ扱う通常モードを選択できる。周辺機器接続用にUSB 2.0ポートを備え、ストレージのコピーや容量の増設に対応。本体サイズは86×204×127mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約2.3kg。
CS-Xシリーズの本体サイズは45×150×175mm(同)、重量は約1.1kg。
(2011年 11月 17日)
[Reported by 山田 幸治]