JEITA、第2四半期の国内PC出荷は前年比12.4%増

10月26日 発表



 一般社団法人 電子情報技術産業協会(JEITA)は26日、2011年9月までの国内PC出荷実績を発表した。

 2011年第2四半期(7~9月)の出荷台数は285万3千台で前年比12.4%増、金額ベースは2,187億円で前年比2.6%減となった。形状別では、デスクトップの一体型が42万8千台(前年比16.2%増)、単体・その他が43万8千台(同12.8%減)、ノートはモバイルが35万9千台(同16.8%増)、A4・その他が162万7千台(同19.7%増)だった。ノートが約7割を占める。

 9月は個人向けの新製品が発売になり、市場を牽引したという。

 上半期で見ると、出荷台数は前年比8.8%増の541万9千台で、現行体系になった2007年度以降で過去最高。個人向けは特に液晶一体型、A4ノートの伸長が顕著だったとしている。法人向けは新OSへの切り替え、節電意識の高まりなどによる置き換え需要があり、前年並みの水準だった。

 統計参加の企業は、アップルジャパン、NEC、オンキヨー、セイコーエプソン、ソニー、東芝、パナソニック、日立製作所、富士通、三菱電機インフォメーションテクノロジー、ユニットコム、レノボ・ジャパンの12社。

(2011年 10月 26日)

[Reported by 山田 幸治]