Intel、厚さ21mm以下/24時間駆動を目指し3億ドルのUltrabook基金を創設

COMPUTEXで示された資料

8月10日(現地時間)発表



 米Intelの投資部門であるIntel Capitalは10日(現地時間)、「Ultrabook」の技術革新を促進するため、3億ドルのUltrabook基金を創設すると発表した。

 Ultrabookは、ノートPCの持つ性能/機能と、タブレットの手軽さを兼ね備えた薄型のノートPCを挿す新しいジャンルで、6月にCOMPUTEXでその構想が発表された。この基金を利用し、今後3~4年間にわたって開発企業を対象に投資することで、24時間駆動するバッテリや、革新的デザイン、ストレージ容量の拡張などを目指す。

 Ultrabookの第一弾は、2011年末に投入の予定で、第2世代Coreプロセッサの新モデルを使うことで、厚さ21mm以下のシステムを普及価格帯で実現できるとしている。

(2011年 8月 11日)

[Reported by 若杉 紀彦]