マスタードシード株式会社は、台湾ASRock製のAM3+マザーボード4製品を4月1日より発売する。価格はオープンプライス。
いずれもAMDのBulldozerアーキテクチャの次世代8コアCPUに対応するSocket AM3+を採用。放熱速度や冷却効率を向上させたという新開発の「ツーピース・リテンション・モジュール」を搭載する。対応CPUは、AM3+の8コアのほか、AM3のPhenom II、Athlon II、Sempronをサポートする。
●890FX Deluxe5890FX Deluxe5 |
「890FX Deluxe5」は、AMD 890FX+SB850チップセットを搭載するフラグシップモデル。フォームファクタはATX。店頭予想価格は19,480円前後の見込み。
2オンス銅箔PCB、8+2フェーズの電源設計、ゴールドコーティングの日本製固体コンデンサなどにより、安定性や耐久性を高めた。
対応メモリはDDR3-1866、スロットは4、最大容量は32GB。ストレージインターフェイスはSATA 6Gbps×8(チップセット6ポート、Marvell 88SE9120 2ポート/eSATAと排他)、IDE、FDDを装備。
拡張スロットはPCI Express x16×3(1つは4レーン)、同x1×2、PCI×2。インターフェイスはUSB 3.0×4(ルネサスμPD720200×2)、USB 2.0×10、IEEE 1394×2、Gigabit Ethernet(Realtek RTL8111E)などを備える。
890GX Pro3 |
「890GX Pro3」は、AMD 890GX+SB850を搭載するビデオ機能内蔵の上位モデル。フォームファクタはATX。店頭予想価格は11,480円前後の見込み。
対応メモリはDDR3-1866、スロットは4、最大容量は32GB。ストレージインターフェイスはSATA 6Gbps×6(内蔵5ポート/eSATA 1ポート)を装備。ディスプレイ出力はDVI-D、ミニD-Sub15ピン、HDMI。
拡張スロットはPCI Express x16×2(1つは4レーン)、同x1×1、PCI×3。インターフェイスはUSB 3.0×2(Etron EJ168A)、USB 2.0×10、IEEE 1394×2、Gigabit Ethernet(Atheros AR8151)などを備える。
880G Pro3 |
「880G Pro3」は、AMD 880G+SB850を搭載するビデオ機能内蔵の下位モデル。フォームファクタはATX。店頭予想価格は10,280円前後の見込み。
対応メモリはDDR3-1866、スロットは4、最大容量は32GB。ストレージインターフェイスはSATA 6Gbps×6(内蔵5ポート/eSATA 1ポート)を装備。ディスプレイ出力はDVI-D、ミニD-Sub15ピン、HDMI。
拡張スロットはPCI Express x16×2(1つは4レーン)、同x1×1、PCI×3。インターフェイスはUSB 3.0×2(Etron EJ168A)、USB 2.0×10、IEEE 1394×2、Gigabit Ethernet(Atheros AR8151)などを備える。
880GMH/U3S3 |
「880GMH/U3S3」は、AMD 880G+SB710を搭載するmicroATXのモデル。店頭予想価格は9,480円前後の見込み。
対応メモリはDDR3-1866、スロットは4、最大容量は32GB。ストレージインターフェイスはSATA 6Gbps×8(チップセット内蔵5ポート/eSATA 1ポート、ASMedia ASM1061内蔵2ポート)を装備。ディスプレイ出力はDVI-D、ミニD-Sub15ピン、HDMI。
拡張スロットはPCI Express x16×1、同x1×1、PCI×2。インターフェイスはUSB 3.0×2(ASMedia ASM1042)、USB 2.0×10、Gigabit Ethernet(Atheros AR8151)などを備える。
(2011年 3月 28日)
[Reported by 山田 幸治]