HighPoint、SSDとHDDでハイブリッドドライブを構成するSATAカード

RocketHybrid 1220

3月18日 発売
価格:オープンプライス



 株式会社ディラックは、SSDとHDDでハイブリッドドライブを構成する米HighPoint Technology製SATAインターフェイスカード「RocketHybrid 122x」シリーズ2製品を3月18日より発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格はいずれも8,980円前後の見込み。

 ハイブリッドドライブを構成するためのインターフェイスカード。コントローラはMarvell製88SE9130で、SATA 6Gbpsに対応し、RocketHybrid 1220は内蔵の、RocketHybrid 1222はeSATAを2ポート搭載する。

 片方のポートにSSD、もう片方にHDDを接続することで、システムからは1台の内蔵ドライブとして認識され、主としてSSDを通じてアクセスすることで、SSDの高速性とHDDの大容量の両方を活用できる。同社の資料によると、SSD単体の8割程度の性能が発揮できるという。また、全体コストは高速大容量SSDの1/3程度に抑えられるとしている。

 対応OSはWindows Vista/7で、ドライバなしで動作する。SSDとHDDでミラーリングだけを行なうセーフモードもある。カードのインターフェイスはPCI Express x1 Gen2。

RocketHybrid 1222同社が測定したPCMarkの結果

(2011年 3月 16日)

[Reported by 若杉 紀彦]