スマイルブーム、ニンテンドーDS用BASIC処理系「プチコン」

3月9日 発売
価格:800DSiポイント(800円相当)



 スマイルブームは、ニンテンドーDS用BASIC処理系「プチコン」を3月9日に発売する。一般店頭ではなく、DSiウェアとして800DSiポイント(800円相当)で販売される。対応機種は、ニンテンドーDSi/DSi LLで、3DSは5月末頃実施予定の3DS本体の更新後に利用できるとしている。

 プチコンは、BASICインタプリタで、DSのグラフィック表示にも対応する。また、スプライト機能/BG面/タッチパネル入力などの機能を持つ。入力はタッチパネル上の仮想キーボードで行なうようだ。

 ただし、DSというプラットフォームの特性により、行番号なしでラベルの重視、比較演算子の変更などが行なわれている。音楽機能は、PLAY/MUSIC文によるMML(ミュージック・マクロ・ランゲージ)がなく、BEEP文の強化と、内蔵されている30曲のBGM再生機能を備える。

 BASICは、8bitマイコンから16bitパソコンの時代にかけて普及したプログラミング言語で、BASICを学ぶことがそのままパソコンを学ぶに等しい状態だった。NEC、富士通、シャープなど各社のパソコンはROMやカセットテープ、フロッピーディスクなどに内蔵されたBASICインタプリタを備えており、多数のアプリケーションが記述された。

基本画面ゲームのソースゲーム画面
キャラクタエディタ文字入力のソースバイオリズムの画面

(2011年 2月 25日)

[Reported by 伊達 浩二]