2月15日(現地時間)発表
米Dellは15日(現地時間)、2011年度第4四半期および通期の決算を発表した。
第4四半期の売上高は前年同期比5%増の156億9,200万ドル、米国会計基準に基づく営業利益は同124%増の11億4,500万ドル、純利益は同177%増の9億2,700万ドル、1株当たり利益は同182%増の0.48ドルで、営業利益は過去5年で最高となった。
通期売上高は前年比16%増の614億9,400万ドル、営業利益は同58%増の34億3,300万ドル、純利益は同84%増の26億3,500万ドル、1株当たり利益は同85%増の1.35ドルと好調な結果に終わった。
部門別ではほとんどの部門で前年を上回る結果となったが、コンシューマについては2010年度がWindows 7の発売で特に好調だったことから、前年比8%減となった。
地域別では、EMEAが3%増、アメリカ地域が3%増、アジア太平洋および日本が17%、BRIC諸国が21%と新興国で大きく成長した。
(2011年 2月 16日)
[Reported by 若杉 紀彦]