株式会社アスクは、ZOTAC製の「GeForce GTX 460 SE」搭載ビデオカード「GeForce GTX460SE 1GB GDDR5 PCI-E Dual slot Dual DVI+DP+HDMI」を11月15日より順次発売する。価格はオープンプライス。

　GeForce GTX 460 SEは、アッパーミドルクラスに属する新しいGPU。NVIDIAとZOTACが公開した情報によると、CUDAコア数は288基、コアクロックは650MHz、シェーダクロックは1.3GHz、メモリはGDDR5で、容量は1GB、クロックは3,400MHz、バス幅は256bitとなっている。

　GTX 460のCUDAコア数336基から減らされ、コアクロックとシェーダークロックが25MHz/50MHz、メモリクロックは200MHz低下しているが、768MB版と比較してメモリバス幅が256bitのため(768MB版は192bit)、メモリ周りの性能が高く、帯域幅は768MB版の86.4GB/secに対して、108.8GB/secとなっている。

　ただし、今回発表されたZOTACの製品は、コアクロックを680MHz、シェーダクロックを1.36GHzにオーバークロックされている。

　そのほかの機能は従来と同様、DirectX 11とOpenGL 4.0に対応するほか、SLIや3D Vision、PureVideo、CUDA、PhysXなどをサポートする。ディスプレイインターフェイスは、Dual Link DVI×2、HDMI、DisplayPort。電源コネクタはPCI Express 6ピン×2。消費電力は最大150W。

GeForce GTS450 512MB GDDR5 PCI-E Dual slot Dual DVI+DP+HDMI

　このほか、オーバークロック版のGeForce GTS 450ビデオカード「GeForce GTS450 512MB GDDR5 PCI-E Dual slot Dual DVI+DP+HDMI」も同時発売する。価格はオープンプライス。コアクロックは標準の783MHzから810MHz、シェーダクロックは1.566GHzから1.620MHzに高めた。